怒とうの追撃も及ばず、入替戦へ

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・埼玉工大戦
 春季関東学生リーグ1部・埼玉工大戦が5月16日、代々木第2体育館で行われた。結果は以下の通り。


フルセットの末に敗れ、肩を落とす高羽=代々木第2体育館で(橋本圭史撮影)


チームに流れを引き戻した主将・橋爪(草場早稀撮影)


駒 大3―4埼玉工大☆ 
鈴木大地(営1)3―0高橋●
●加藤悠二(商2)1―3平屋○
●大場崇志(経1)0―3斉○
●加藤悠、佐藤究(経2)組0―3平屋、山木組○
○橋爪克弥(営4)3―2神原●
○佐藤3―0小笠原●
●高羽卓哉(営4)2―3山木○

 大会4日目は埼玉工大と対戦した。1試合目1年生・鈴木がストレートで勝つが、続く加藤、大場が相手の球に対応できずに敗戦する。ダブルスもミスが目立ち、1―3に。あとがない状態で迎えた5番手、主将・橋爪。台上を上手く攻め、ミスを誘い勝利すると6番手・佐藤もミドルを的確に攻め快勝。最終番手、高羽につないだ。カットマンとの対決となった高羽は、チャンスボールを見逃さずフォアドライブを確実に決め、点を重ねる。最終セットまで持ち込むがあと1歩及ばず敗れた。怒とうの追撃をみせたが、2部校との入替戦が決まった。

◆長崎隆志監督
「(今日は)残念だったけど、よくラストまでつながった。今までうちになかった馬力を感じる試合だった。力を出し切って負けたのだから、結果を真摯に受け止めていきたい。橋爪はよくやってくれた。高羽は緊張とかするかなって思ったけど、相手もちゃんと見えていた。明日は勝って、いい流れで入替戦につながるように。自分たちは明日で終わる訳じゃないのでいい終わり方にしたい」

◆橋爪克弥主将
「(今日は)1―3でまわってきていつもだったら焦ってたけど今日は自分の番がきても冷静で、むしろ巻き返して高羽まで絶対つなげるって気持ちだった。(チームは)3―3ラストまでいってみんな真剣に応援してたと思う。とくに後半からみんな盛り上がってて、精一杯やったと思う。(明日は)絶対勝って入替戦にいいかたちでつなげたい」

◆高羽卓哉
「(今日は)いろんな思いがあって試合に出ていた。自分は4年生だし、相手も同じレベルの選手だったから緊張はしなかった。戦術的に最後、淡泊になってしまい自分の悪い部分が出てしまった。(チームは)先週の大正戦からいい流れできている。入替戦になってしまったが、頭を空っぽにして明日勝っていい流れのままいきたい。最後の秋は1部でやりたい」

◆加藤悠二
「(今日は)エースみたいな使い方をしてもらってるのに2点も落としてしまって申し訳ない。(平屋は)強いし、特徴のある選手で独特の回転でわからなかった。打ち急いでしまった。もっとラリーでつないでチャンスボールを打っていけばよかった。(明日は)入替戦が決まってしまったので少しでもいい流れになるように、明日勝っていい流れでつなげていきたい」
 
 なお、次戦は5月17日専大戦が15:00から代々木第2体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅下車 徒歩5分

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