110分の死闘!“サヨナラ勝ち”で決勝へ

[サッカー部]第35回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東代表決定戦2回戦・東海大学
 第35回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東代表決定戦2回戦・東海大学戦が5月26日、青山学院大学緑が丘グラウンドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


先制点を決めた江川(中央)を祝福する選手たち=青山学院大学緑が丘グラウンドで(近藤信太郎撮影)


2得点の活躍を見せた小牧


CKから2点を演出した砂川


☆駒大3-3東海大
前半(1-1)
後半(2-2) 
延長(0-0)
PK(9-8)
【得点者】()はアシスト
39分:[駒]江川(砂川)
40分:[東]佐伯(里中)
53分:[東]森
55分:[駒]小牧(肝付)
57分:[駒]小牧(砂川)
90+6分:[東]忍穂井(岩上)

【メンバー】
GK松浦和己[4]
DF砂川太志[4]、山崎紘吉[4]、三宅 徹[4]、濱田 宙[4]
MF江川昇吾[4]、磯本圭吾[3](→70分大園祥太[4])、湯澤洋介[3](→90+6分分山本大貴[2])、板倉直紀[1](→84分三澤祥馬[3])
FW肝付将臣[4]、小牧成亘[1]
【SUB】
GK大石健太[2]
DF林堂 眞[4]
МF碓井鉄平[2]
FW小牟田洋佑[1]
※[ ]内数字は学年

 序盤から五分の戦いとなったこの試合、38分にCKから初先発の江川が頭で合わせて先取点を奪ったが、直後に追いつかれると乱打戦の様相を呈す。53分に失点したが、その後わずか5分間で小牧の連続ゴール。逆転したが、80分に退場者を出すと終了間際にまたも追いつかれて延長戦へ。ここでも決着がつかず、PK戦は10人目までもつれたが、最後は後攻・駒大の松浦がキックを沈めて“サヨナラ勝ち”。なんとか初戦を突破し、関東代表決定戦へ駒を進めた。

◆秋田浩一監督
ノックアウト方式なので、勝ちは勝ちとして良かった。これで少しは前進できたと思う。(CKからの2点は)試合前にビデオで確認していたが、セットプレーの時に足が止まってマークがズレる。それはわかっていたので、セットプレーは大事にという話はしていた。(次戦は)このままでは厳しいが、今日の勝利を前向きに捉えていきたい」

◆山崎紘吉副主将(法4)
「(主将の)林堂がいない分、副主将の自分や濱田が声を出して意識を高めようと考えていた。内容は良くなかったが、勝ったことは収穫。10人になってからの方が気持ちが出せていたと思う。(次戦は)疲れているというのは言い訳にならない。勝たないといけないし、今日の勝利に満足していない。勝ちを次に繋げていかないといけない。勝ちを続けてやっていきたい」

◆江川昇吾(法4)
「(初スタメンに)やることは1つしかなかったので、それを徹底していこうと思っていた。(具体的には)ヘディングで跳ね返すことや中盤の底で相手を潰すこと。中途半端にやらないではっきりプレーしようと思っていた。もっと徹底してプレーできれば良かったが。(得点は)無我夢中で飛び込んだ。嬉しかったです。(次戦は)メンバーがまだわからないが、出場できたらもっと徹底してやりたい」

◆小牧成亘(仏1)
「(初スタメンに)思っていたほど緊張はしなかった。やってやろうと思っていたが、最後の方はバテてしまった。(1点目は)肝付さんが必ず勝つと思ったので、裏へ抜け出そうとした。良いところにボールが来た。(2点目は)GKの前に入っていたら、前にいた山崎さんを超えてボールが来た。(次戦は)試合に出る、出ないに関わらず、チームに貢献できるよう、しっかりやっていきたい」

 なお、次戦・対早稲田大学戦は6月8日、13:50から流通経済大学フットボールフィールドAで行われる。

■会場へのアクセス
関東鉄道龍ヶ崎線「竜ヶ崎駅」下車
 龍ヶ崎市コミュニティバスBルート『湯ったり館線』「流経大フットボール場」下車 徒歩5分

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