厳しくなるAクラス入り…大敗を喫す

[ボクシング部]第64回関東大学ボクシング1部リーグ対日大戦
 第64回関東大学ボクシング1部リーグ対日大戦が5月28日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。


ダウンをとられた渡部=後楽園ホールで(橋本圭史撮影)


この日、唯一勝利した林田(稲井田眞未撮影)


駒 大1―8日 大☆
【LF】林田太郎○(13)ポイント(2)●中山和紀
【F】楠 朱貴●(4.3)ポイント(10)○柏崎刀翔
【B】渡部哲也●(7.3)ポイント(8.7)○佐籐貴則
【B】飛田貴大●(5.7)ポイント(7.3)○鈴木康
【L】志渡澤和宏●(7)ポイント(10)○中山翔太
【L】宮本太一●(5)ポイント(11.7)○戸田建樹
【LW】清水直也●RSC○高橋雄大
【W】越川孝紀●(4)ポイント(8)○皆川直輝
【M】濱崎良太●(4.3)ポイント(8.3)○岡田良綱

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略
※()内数字はポイント数

 ライトフライ級・林田はボディブローを有効に使い自分のペースで試合を展開。2R以降は打撃で圧倒し、大差でのポイント勝ちを収めた。次戦を落とし迎えたバンタム級・渡部は足を使いパンチを避けながら、右ストレートなどでポイントを重ねていく。しかし、終盤に足の止まった所を攻めたてられ、僅差で勝ちを逃す。続く2戦も落とし後がなくなる。ライト級・宮本は積極的に前に出るが、相手の強力なパンチに抑えられる。最後まで攻めるがポイント負けを喫し、チームの敗戦が決まる。残る試合も負けが続きチームは大敗。リーグ戦Aクラス入りが厳しくなった。

◆平田文博監督
「(今日は)気持ちで負けた試合。ライト、フライでとられたのが痛かったが、楠、宮本はやることはやっていた。志渡澤はパンチを貰っていないけど、相手を倒しきれなかった。渡部と飛田を逆にしていれば、また違った展開なっていたかもしれない。(次戦は)この2つの負けで、これからどうするか。東農大戦はしっかり調整していきたい」

◆小山田裕二コーチ
「(今日は)格上の相手だったが、勝てる時に勝てなかった。林田は体の切れがなく、ダウンを取れる時はとらないといけない。渡部は3Rに手を出しながらカウンターで前にいくべきだった。宮本はパンチに正確さを出すべき。リーグ戦は団体戦。1発打たれたら2発殴り返す気持ちで行かないと。(次戦は)一生懸命に。気持ちを引き締めてやる」

◆林田太郎主将(経4)
「(リーグ戦も)2試合目で減量も良い感じでコンディションはよかった。相手の選手が無名だったのもあり全日本の選手として、キャプテンとして負けられないという気持ちがあった。(チームは)今日は全部向こうにとられてしまった。応援など団結していてチーム力に差があったと思う。キャプテンとして責任を感じる。(次戦は)次は勝ちたい。みんなも次に向けて頑張ってほしい」

◆渡部哲也(経2)
「(今日は)手数は当たっていたけど、相手が上だった。最初いけるかなって思って入ったが、倒されてしまった。パンチ自体は効いてはいなかったけど、あれでポイントを離されてしまった。後半スタミナもきれて、勿体ない試合をしてしまった。チームに迷惑をかけてしまってもうしわけない。(次戦は)高校の時に負けた相手がいるので、試合が出来るならリベンジしたい」

◆宮本太一(現2)
「(今日は)体も軽くて調子も良かった。試合前は緊張したけど、リング上では緊張しなかった。監督、コーチから自信を持って、パンチをしっかりあてるようにと言われていた。でも、始まったらジャブを待って相手に合わせてしまった。もっと先手、先手で打っていったほうが良かった。(次戦は)出れたら、相手に合わせないようにして勝ちたい」

 なお、対東農大戦は6月11日、後楽園ホールで行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

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