勝ち点を奪えず、5位でリーグ戦終了

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対国学大3回戦
 東都大学野球春季1部リーグ対国学大3回戦が5月30日、東洋大球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


5回、同点本塁打を放った江越=東洋大球場で(野木聡介撮影)


国学大 000 110 100 3
駒 大 000 020 000 2

       打安点
(4)84 小 林 410
(8)78 嘉数駿 200
(6)  岡  320
(5) 白崎浩 300
(7) 山 下 200
H4 砂 川 100
PH 柴 田 100
7  竹 邑 000
(2) 戸 柱 410
(9) 友 滝 210
PH 下 川 100
(D) 江 越 422
(3) 増 本 200
PH 中 谷 100
3  松 尾 000
PH 谷 口 100
      計3172

本塁打=江越

     回   打安責
 白崎勇 4 1/3 2062
●木 村 2 2/3 1011
 井 口 2   710

 春季最終戦となった今カード。4回、先発・白崎勇気(営4)が内野安打と四球で2死一、二塁の危機を招くと右前安打を運ばれ先制点を与え、5回にも1点を失う。その裏、1死二塁の好機をつくり、江越大賀(法1)が今季2本目となる左越本塁打を放ち、同点に追い付く。しかし7回、好投を続けていた2番手・木村大希(営1)が、1死一、三塁から左犠飛を許し勝ち越される。打線は7回以降走者を出すが、あと1本が出ず4連敗。勝ち点を奪えず5位でリーグ戦を終えた。

◆小椋正博監督
「(今日は)(試合日程が)長引いて、なかなかバットが振れなくてそのまま出てしまった。(白崎勇は)良くなかった。(今季の白崎勇は)よく放った。井口も。この2人は2枚看板として想定通りの働きをしてくれた。(野手は)岡だけの軸だったからここが辛かった。4番をしっかりしていかないと辛いものがある。(来季は)1勝で違ってくるから、どれくらい勝てるか。またやっていくしかない」

◆岡 将吾主将(法4)
「(今日は)後半戦によくあった、あと1本という面で負けてしまった。(今季は)自分たちの野球をやりきれなかったのは、秋に見つめなおさないといけないところ。後半は前半の勝ちでおごるというか、その辺で気持ちからダメになってしまった。後半の負けは自分のせいというところもある。(来季は)チームと話してやるしかない。自分たちがどうあるか見直して、優勝するだけ」

◆白崎勇気
「(今日は)ダメだった。(調子は)良くはなかった。(試合前は)来季につながるための戦いをしようってチームで話していた。あの2点がなければ2―1で勝っていたわけだから、今日の負けは俺の負け。(今季は)自信になった部分も足りない部分もあった。(来季は)三振を取れるようなピッチャーになりたい。(副将としては)ピッチャーもレベルアップして、チーム全体が力付けられたらと思う」

◆江越大賀
「(今日は)試合をする前から残留が決まっていたが、チーム全員勝つ気でいたがこうなった。(本塁打は)ランナーが二塁だったので、チャンスで返そうと思った結果が出た。手応えはあった。(今季は)自分としては迷惑をかけて足引っ張ってたので、チームの力になれるように練習する。(5位という結果は)納得してないので、秋に優勝できるように。(個人的には)もう少し打率を上げるようにしたい」

◆木村大希
「(今日は)ワンアウト二、三塁でマウンドに上がった時は良かったけど、江越が打って同点にしてからがダメだった。やっぱり同点で粘れるピッチャーにならないと。(今季は)1年生で貴重な経験を積ませてもらえた。(来季は)チームの軸になれるような選手になりたい。スタミナをつけて、真っすぐの精度を上げたい。(5位という結果は)悔しい。秋は上を狙えるように頑張る」

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