数的不利跳ね返せず、6戦未勝利

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第6節早稲田大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第6節早稲田大学戦が6月5日、平塚競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


敗戦後、悔しさを隠しきれないイレブン=平塚競技場で(佐藤 亮撮影)


ゴール前で、ボールに飛ぶ込む江川


サイド攻撃からチャンスをつくる濱田


駒大0―1早稲田大
 (0―0)
 (0―1)
【得点者】()はアシスト
67分:[早]三竿(島田)

【メンバー】
GK大石健太[2]
DF砂川太志[4]、林堂 眞[4]、山崎紘吉[4]、濱田 宙[4]
MF江川昇吾[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3](→81分田中雄一[2])、湯澤洋介[3](→77分小牧成亘[1])
FW大園祥太[4]、山本大貴[2](→77分渡邉 諒[4])
【SUB】
GK松浦和己[4]
DF三澤祥馬[3]
MF平尾優頼[1]
MF板倉直紀[1]
※[ ]内数字は学年

 立ち上がりは共に攻め手を欠き、なかなかシュートまで持ち込めない試合展開が続く。一進一退のまま時間だけが過ぎて迎えた42分、大園が2枚目のイエローカードを受け退場に。1人少なくなった駒大は守備を固め、湯澤、奥村を中心にカウンターからチャンスを窺う。しかし、67分にロングスルーパスを通されて先制を許してしまう。駒大も選手交代などで打開策を見つけられず、追いつけないままタイムアップ。3日後に行われる総理大臣杯予選に向け、課題が残る結果となった。

◆秋田浩一監督
「退場者が出てしまったので、厳しかったというか、悔しいというか。今日で(雰囲気を)変えられるかなと思っていたのですけど。粘り強くは出来た。(失点するまでは)江川がもう少しいろいろとやってれば、砂川がもう少し外に行けた。 (次戦は)少し落ち込んでしまっているので、ここから立ち直れれば。七転び八起きですから、七回転んでも、八回目で立ち上がれれば。これも人生の勉強と思って頑張ってもらえれば」

◆林堂 眞主将(現4)
「やらなければいけないことをできない選手がいるし、戦えない選手が多い。(監督からは)しっかりボールの出所にいくということと、声を出していこうと。(退場者が出て)たいした事ではないのに、それを気にしてしまって。10人だから仕方ないみたいな…そこでやってやろうという選手が少なかった。そういうところでの意思統一が出来ていなかったと思う。(次戦は)大事な試合。負けたら終わりなので、チームワークで勝つしかない」

◆濱田 宙(経4)
「大園が退場して数的不利のなか、ディフェンスはできていた。今年は全員で頑張れる力がない。 (退場した前は)最後までやり切ることはできないし、すぐファウルをとられるから、思ったようにはできていなかった。相手はパスを回すチームなので、最後に入ってくる縦パスを注意していれば失点しない、絶対チャンスは来ると林堂とも話していた。次戦はすぐやってくるので、気を引き締めてやっていくしかない」

◆山崎紘吉(法4)
「全然だめだった。(監督からは)イライラカリカリしてないで、粘り強くディフェンスしていればチャンスは来るから、チャンスが来たら丁寧にやれと言われていた。動揺したわけではないが、攻め手がなかった。(課題は)集中力。10人になってからもある程度はディフェンスできていたと思うが、集中力が切れてしまい失点に繋がってしまった。(次戦は)勝つしかないので、勝ちにこだわってやりたい」

◆江川昇吾(法4)
「今日は自分のプレーができなかった。ポジショニングなどは林堂から言われていたが、上手くいかなかった。前半は相手に動かされてやられてしまったので、後半は中盤の底から出て行かないことを意識した。 (失点は)砂川と奥村がマークの確認が上手くできていなかった。 (相手のFWが)引いてこないならスペースを埋めれば良いと思っていた。試合に出るチャンスが与えられたら、ヘディングやポジショニングをしっかりやりたい」

 なお、次戦・対筑波大学戦は6月11日、13:50から駒澤オリンピック公園陸上競技場で行われる。

■会場へのアクセス
東急田園都市線駒沢大学」駅より徒歩10分
・JR「渋谷」駅より南口より渋11系統「田園調布駅」行バス乗車、「東京医療センター前」下車、徒歩1分

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