3強の壁厚く、連敗止められず

[ボクシング部]第64回関東大学ボクシング1部リーグ対東農大戦
 第64回関東大学ボクシング1部リーグ対東農大戦が6月11日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。


強い気持ちで連敗をとめた神村=後楽園ホールで(常本大貴撮影)


駒 大2―7東農大☆
【LF】林田太郎○(10.3)ポイント(4.7)●華井玄樹
【F】安納祐樹●(3)ポイント(10.3)○青木貞頼
【B】安井亮介●RSC○中澤 奨
【B】野原敬太●(5.7)ポイント(9.3)○豊田 大
【L】宮本太一●(3)ポイント(11.3)○成松大介
【L】神村卓磨○(10)ポイント(8)●横山拓
【LW】藤田 大●(4.7)ポイント(9.3)○斉藤一
【W】長谷川慎之介●RSC○吉野修一郎
【M】越川孝紀●(9.7)ポイント(14.3)○藤田孝洋

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略
※()内数字はポイント数

 ライトフライ級・林田は、序盤は左からの軽いパンチで様子を見る。2Rからは積極的に前に出て、右ストレートなどの強い攻撃でポイントを重ねた。終始安定した試合運びに徹し、大差で勝利した。続く4戦は敗北。迎えた5戦目、ライト級・神村は、試合開始から積極的に前に出て、強い気持ちで相手に向かう。後半に入ってもその姿勢を崩さずに攻め、相手の減点も功を奏し、ポイント勝ちを納めた。しかし、後に続けることができず直後に敗戦が決定。残りの2戦も力及ばず。拓大、日大に続き3強の一角を崩せず、連敗を喫した。

◆平田文博監督
「(今日は)レギュラー組を外して臨んだがよく頑張った。林田は勝って当然。安納は足をもっと使えればいい。次も楠と競いながらフライ級で使えたら。神村や長谷川はよくやった。藤田は心配だったが、大丈夫そう。うちは勝ちたい、負けたくないって気持ちが足りない。越川は特にそう。(次は)あと2つ勝てば去年と同じ4位だからそこは確保しないと」

◆小山田裕二コーチ
「(今日は)日頃言っていることが出来ていない。ちゃんとやらなければ勝てない。林田が良かったのは1Rだけ。あとは動きにキレがない。安納はやるべきことは大方出来ている。今後に期待。神村ははっきりしたパンチを打たなければ。長谷川はもう少し勇気を出せればいいかな。(次は)やらなきゃいけないことをやって、試合でしっかり出しきるだけ」

◆林田太郎主将(経4)
「(今日は)相手のパンチに合わせて避けたり、攻撃が入れられたのでよかった。相手のパンチが見え過ぎると、おうちゃくになってしまうから駄目。常に相手を倒す、攻める、とういう気持ちを持たなくては。チームとしては、一丸になって応援できて、盛り上がっていたので良かったと思う。(次は)チームでも個人でも勝つ。今度こそ、KOで勝ちたい」

◆神村卓磨(営3)
「(今日は)試合前は緊張していたが、先輩からのアドバイスでリラックス出来た。試合中は前へ前へという気持ち。最初は体が堅かったが、2R目以降は足がほぐれた。3Rはとにかくがむしゃら。技能面では、ガードが出来なかったり、よくなかった。(次は)攻める意識を忘れずに、ガードをしっかりして、がむしゃらに頑張りたい」

 なお、対法大戦は6月25日、後楽園ホールで行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

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