上位争いに食い込めず、悔しさ残る

[陸上競技部]第95回日本陸上競技選手権大会
 第95回日本陸上競技選手権大会3日目が6月12日、埼玉県立熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた。駒大からは5000mに上野、油布が出場。


ラストスパートをかける油布=熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で(上田将大撮影)


集団についていけず悔いの残る走りとなった上野

果は以下の通り(上位3名までと駒大関係のみ)。

<5000m>
1位 渡邉和也(四国電力) 13:37:41
2位 佐藤悠基(日清食品グループ) 13:38:19
3位 鎧坂哲哉(明大) 13:39:88
4位 高林祐介(09年度卒、現・トヨタ自動車) 13:40:54
18位 油布郁人(営2) 13:58:80
19位 深津卓也(09年度卒、現・旭化成) 13:59:54
22位 上野 渉(政3) 14:07:32

 油布は、集団の中ごろでレースを進めるが2000mを過ぎた辺りからペースを落とす。その後、立て直しを試みるがスパートがかからず18位に終わった。上野はスタートから後方に位置し、残り400mでペースアップするも順位は伸びなかった。

大八木弘明監督
「今日はいまひとつ。最後の1000mでの伸びも全然よくなかった。レースとしては前についていって、特に学生の上のレベルの選手たちに負けないような走りをしてほしかったがまだまだ。負けないように我慢強いレースをしてほしい」

◆上野 渉
「(今日のレース展開については)最初は慎重に行こうと思っていた。後半上げていこうと考えていたが、まわりのペースアップについていけず、ズルズル下がっていってしまったのでダメだった。(今後は)ホクレンに10000m出場するので、28分台を出して(今日の)リベンジをしたい」

◆油布郁人
「(今日は)調子は悪くなかったが、前の位置取りができなくて消極的なレースになった。後半からもっと前の位置でのレース展開に対応したい。(監督からは)学生も多いのでとにかく負けないようにと言われた。(今日の課題は)気持ちの面で前に行けるようにならないといけない。後半の帳尻合わせではなく、始めからしかけていく気持ちで頑張りたい。練習から気持ちで負けないようにしたい」

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