初白星!志渡澤ら次世代の活躍光る

[ボクシング部]第64回関東大学ボクシング1部リーグ対法大戦
 第64回関東大学ボクシング1部リーグ対法大戦が6月25日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。


チームを勝利に導くRSC勝ちを収め、拳を突き上げる志渡澤=後楽園ホールで(橋本圭史撮影)


1年生ながら、リーグ戦初勝利の安納


宮本も積極的に攻め、チームの今季初勝利に貢献


☆駒 大7―2法 大
【LF】林田太郎○(12)ポイント(2.7)●及川鎮来
【F】安納祐樹○(9)ポイント(7.7)●高野裕基
【B】飛田貴大○(12.7)ポイント(5)●中田誠人
【B】渡部哲也●(8)ポイント(10)○丸亀 光
【L】宮本太一○(9.7)ポイント(7.7)●山口弘介
【L】志渡澤和広○RSC●平 貴成
【LW】藤田 大○(7.7)ポイント(5.7)●山本貴裕
【W】濱田達也●棄権○井上岳志
【M】越川孝紀○失格●鳥谷部諒佑

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略
※()内数字はポイント数

 林田の勝利に続いたのは、1年生のフライ級・安納。序盤はジャブで相手との距離を置いたが、中盤からは接近戦を展開。見事ポイント勝ちを収めた。3勝1敗で迎えた5戦目、ライト級・宮本は積極的に前に出る。ジャブとストレートを織り交ぜて戦い、リーグ戦初勝利を飾った。チームの勝利が懸かった6戦目は、ライト級・志渡澤。1Rは相手と距離を取って応戦。2Rからは激しく攻め立て、ストレートでダウンを奪取。直後、続け様に再びダウンを奪い、RSC勝ちでチームの勝利を決めた。最終的には7―2の快勝。次世代勢力の活躍が光り、リーグ戦初白星となった。


◆平田文博監督
「(今日は)勝てないと入れ替え戦も覚悟していたが、結果的に大差で勝ててよかった。変な負け方が続いていた飛田がすっきり勝ってくれたし、藤田もあれだけ前に出てくれれば安心。志渡澤はスピードがあるから負けるはずがない。渡部は勝てると思っていたけど、反則がなければもっとよかった。(次戦は)勝って4位に入る」

◆飛田貴大(経2)
「(今日は)調子はいつも通り。リングが滑りやすかったので重心をしっかり意識してやった。勝利は仲間のパワーのおかげ。出だしはいいけど、3Rが良くないのが課題。3連敗で後がなかったが、林田さんを中心に絶対勝とうとまとまっていた。(次戦は)みんなで勝っていきたい」

◆宮本太一(営2)
「(今日は)緊張はしてたが、今日に合わせてやってきたので調子は良かった。左のボディが当たったのは良かった。ジャブをついてからのストレートをもっと使いたかった。内容は駄目だったが、1勝出来てうれしい。(次戦は)次の相手も強いと思うが、出られるなら勝ちたい」

◆志渡澤和広(仏2)
「(今日は)強い相手には燃えるけど、空回りしてしまうことも多くて不安だった。リーグ戦はチームのことを思うから余計に負けられない。でも自分で決まると思うと気持ちも高まるから、よかった。ダウンを一回取って、まだ時間があったから全部出し切ろうと思った。そうしたらもう一回取れた。(次戦は)しっかりやって、次も勝ちたい」

◆安納祐樹(経1)
「(今日は)行けるなというのはなかった。とにかく必死で、手を出すことだけを考えていた。リードやジャブを上手く使っていたらもう少し楽に勝てたかもしれない。初勝利はうれしかった。(高校との違いは)全然違う。全てが違う。(大学での目標は)全日本チャンピオンになりたい。(次戦は)もっと練習を頑張って、しっかりした試合をしたい」

 なお、対日体大戦は7月9日、13:00頃後楽園ホールで行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

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