白崎勇復調の兆しも、打線援護できず

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対青学大1回戦
 東都大学野球秋季1部リーグ対青学大1回戦が9月13日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


9回1/3を投げ、自責点1と好投した白崎勇=神宮球場で(橋本圭史撮影)


初回、勝ち越しの中犠飛を放った戸柱


青学大 100 001 000 1 3
駒 大 200 000 000 0 2

      打安点
(4)小 林 310
(8)嘉数駿 300
(6) 岡  300
(5)白崎浩 300
DH柴 田 411
(2)戸 柱 201
PR友 滝 000
(9)江 越 400
(7)中 谷 200
7 山 下 100
PR砂 川 000
(3)増 本 300
PH福 山 100
     計2922

     回   打安責
●白崎勇 9 2/3 3891
 井 口   1/3 210

 初回、先発・白崎勇気(営4)が1死三塁の危機を招くと、続く打者に左前安打を許し、先制点を献上。打線はその裏、1死満塁の好機に、柴田圭哉(商4)の内野安打、戸柱恭孝(現3)の中犠飛で勝ち越しに成功する。1点をリードしたまま迎えた6回、左翼方向に打ちあがった打球を中谷泰周(市3)が落球。同点とされ、試合はそのまま延長戦に突入した。10回、白崎勇は連続安打などで1死満塁とし、代わった井口拓皓(経3)が中前安打を浴び、これが決勝点に。打線は二桁三振と振るわず、初回以降安定した投球を見せたエースを援護できなかった。

◆小椋正博監督
「(今日は)良かった。白崎勇がもったから。(東洋大戦から)本人が自分で直してきた。そこだけです。今日の収穫は。(10回の継投は)白崎勇の足がつっていた。本人は大丈夫だと言っていたが…。井口があそこで打たれるとは思わなかった。(打線は)バットの方は水ものだから。粘り強くね。(今日の負けは)ショックがでかい。青学も下(2部)の苦しみを知っている。東都は本当に大変」

◆岡 将吾主将(法4)
「(今日は)足を引っ張ってしまったというか、白崎に申し訳ない。1回勝ち点を落としているので、練習でしてきたことを気持ちを入れてやっている。(白崎勇には)頑張れとしか言いようがない。今までずっとやってきてくれているので。(初回以降打てなかったが)ボール球の見極めが出来ていなかった。(延長戦は)最初から我慢強く、粘り強くいこうと。(明日は)もうやるしかない。頑張ります」

◆白崎勇気
「(今日は)立ち上がりが不安定。(東洋大戦からは)とりあえず投げ込んだ。(一番多い日は)150球くらいを3日連続で。(不調の原因は)肩を痛めてから、かばって投げるくせがなかなかとれなかったので、そこが。(今日の課題は)高さは良かったが、コースが甘かったかなと。もっと攻めるというか、バッターの胸元に投げ込めたら良かった。(明日は)自分が投げる番が来たら出来ることをしっかり」

◆戸柱恭孝
「(今日は)白崎(勇)さんは修正出来ていたので、野手が足を引っ張った。(バッテリー間でどんな調整を)攻めるところを攻めて、決めるところを決めていこうと。(監督からは)技術でなく気持ちでと。(初回、勝ち越しの中犠飛は)外野フライで1点入るから思いっ切りやろうと。(球種は)チェンジアップ。(感触は)悪くはなかった。(明日は)とりあえず、打って勝つ」

 なお、次戦・対青学大2回戦は9月14日、12:30から神宮球場で行われる予定。

神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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