首位相手に、気持ち先行し大荒れ…

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第13節筑波大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第13節筑波大学戦が10月1日、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


敗戦の笛を聞き、悔しさを見せる林堂=駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で(佐藤 亮撮影)


先制点を挙げ、奮闘した奥村


駒 大1―2筑波大☆
 (1―2)
 (0―0)
【得点者】()はアシスト
4分:[駒]奥村
19分:[筑]上村
34分:[筑]曽我(玉城)

【メンバー】
GK檜山昇吾[2]
DF大木 暁 [1]、川岸裕輔[1]、林堂 眞[4]、三澤祥馬[3]
MF山崎紘吉[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3]、濱田 宙[4](→73分小牧成亘[1])
FW湯澤洋介[3](→59分大園祥太[4])、山本大貴[2](→78分肝付将臣[4])

【SUB】
GK松浦和己[4]
DF友廣壮希[2]
MF江川昇吾[4]
MF板倉直紀[1]
※[ ]内数字は学年

 後期2戦目となる相手は現在首位の筑波大。4分、ドリブル突破から相手を崩すと最後は奥村がゴール隅に突きさし先制。しかし19分、湯澤のファールから相手にフリーキックを与えてしまい同点ゴールを決められると、続く34分には越し点を決められる。後半は疲れからか練習どおりの戦略が生かせないまま、79分には肝付が退場するという悲劇が起きた。しかし10人でのプレーでもひるまず積極的にゴールを狙う姿勢が目立った。ゴール前で何度も惜しい展開を見せるも得点にはならず、後期初白星とはならなかった。

◆秋田浩一監督
「ワンボランチの弱みのところを突かれてしまった。碓井を引かせて、前線も一人引かせていればよかった。2点目はまさに筑波の点を取るパターンだった。一人少なくなってから選手の選択肢が減り、縦に早くすることしか出来なくなってしまった。しかし相手守備陣が揃う前にボールを入れるということが駒大のいいところ。それを90分間続けていかなければいけない」

◆林堂 眞主将(現4)
「10人になって攻めれたが、11人の時からもっと一人一人が動いて、パスコース作ったりしたかった。(10人になってから)1人減った分走らなきゃ行けないとか、前に前にって気持ちが生まれた。前半は、もうちょっと粘り強く、ボールだけでなく、人も見なきゃいけない。(次節は)誰がでても変わらず自分たちのサッカーをして勝ち点を積み重ねていきたい」

◆奥村 情(G3)
「10人になってから攻めていけたので、それが11人のときからもやれていれば勝てたと思う。先制点を取ったが、追加点を取れていなかったので逆転されてしまった。(得点は)山本からパスを受けたときに決めておけばよかったが、湯澤が詰めてくれて、最後は決められたので良かった。 (次節は)次から勝っていかないと優勝を狙えないし、インカレを目指せなくなるので集中してやっていきたい」

◆小牧成亘(仏1)
「途中からの出場で、逆転するチャンスはあったが最後のところで自分の甘さが出てしまった。とりあえず負けていたので、点を取るために前へ前へと意識した。裏に抜けるという動きと、早く動き出すことを意識していた。相手を抜いた後や、ラストパスを受けた後のプレーをもっと練習していかなければいけない。次は決められるように頑張りたい。どんな形でも勝ちにこだわってやっていく」

 なお、次戦第14節・対専修大学戦は10月15日、11:30から千葉県総合スポーツセンター東総運動場で行われる。

■会場へのアクセス
JR総武線本線「旭」駅より「小見川」行バス乗車、「中和」下車、徒歩7分
JR成田線「小見川」駅より「旭駅」行バス乗車、「松沢坂上」下車、徒歩7分

◇関連情報

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.