植松が一矢報いるも、自力優勝消滅

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対国学大2回戦
 東都準硬式野球秋季リーグ2部対国学大2回戦が10月18日、朝霞中央公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


9回、右越2点適時三塁打を放った植松=朝霞中央公園野球場で(丸山翔太撮影)


5回、坂東は打球を中前に運ばれ、先制を許した


国学大 000 010 040 5
駒 大 000 000 002 2

      打安点
(8)笠 井 300
PH鹿 嶋 100
(4)植 松 422
(7)石 田 400
DH高 木 400
(3) 向  200
(2)片 柳 300
(9)道 場 300
(6)藤本誠 200
(5)藤本耕 200
     計2822

三塁打=植松

     回   打安責
●坂 東 72/3 33103
 原 口 11/3 620

 序盤から両先発が0点に抑え、緊迫した投手戦となる。試合が動いたのは5回、先発・坂東雄哉(経2)が2死二塁の危機を招き、打球を中前に運ばれると中堅・笠井勝(法1)の本塁への送球が逸れ先制を許す。さらに8回には、向祐貴(法2)の失策をきっかけにそこから4本の長短打で4点を失う。打線は9回、四死球で1死一、二塁の好機をつくり、植松俊紀(商2)の右越適時三塁打で2点を返すが、反撃及ばず敗戦。今季初めて勝ち点を落とし、自力優勝が消滅した。

◆鹿嶋勇太主将(営3)
「(今日は)春のリーグ戦から勝ち点5取って優勝しようってやってきて、それがなくなっちゃったのは悔しい。みんな気持ちが入ってていい雰囲気だったけど、力ませ過ぎちゃった。3年生、首脳陣の責任。(自力優勝が消滅したが)悔しいし、目標を失った。それを目指して頑張ってきた。(次戦は)元から1試合を大切にできないチームは優勝できない。勝ち点4にして。東洋に勝つつもりで」

◆高木健太(商3)
「(今日は)負けて当然。自分たちの命運が掛かった試合で取り柄のバッティングがなかった。力不足。国学の方が上だった。(エラーからの失点が多かったが)いいところで耐えられなかった。負けたけどいい試合はできたから開き直っていくしかない。(自力優勝が消滅したが)それなりにみんなプレッシャーがあったと思う。(次戦は)日体に委ねるしかない。いい勝ち方してそうするしかない」

◆植松俊紀
「(今日は)1戦目落としていたので、負けられない試合で勝とうとする気持ちが空回りした。(9回の適時打は)5点差ある中でクリーンアップが後ろにいるのでつなげることとか、どうしても大量点じゃなくて1点ずつつなぐしかないと。(自力優勝が消滅したが)正直残念としか言い様がない。優勝できる状況でありながら、負けるのは詰めが甘い。(次戦は)勝つしかない。集中してやっていきたい」

◆坂東雄哉
「(今日は)負けられない試合の中で負けたっていうのが凄く悔しいし、終盤つかまったのは申し訳ない。(エラーからの失点が多かったが)エラーをカバーしてあげられなかったのがピッチャーとして弱いところ。(自力優勝が消滅したが)勝ち点5で優勝するっていう目標でやってきて、受け止めなきゃいけない。次もあるから引きずらないように。(次戦は)全員で勝ちにいきたい」

 なお、次戦・東洋大3回戦は10月20日、13:00から朝霞中央公園野球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
東武東上線「朝霞駅南口」下車から徒歩約15分

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