リード守り切れず、終了間際に悲劇…

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第16節順天堂大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第16節順天堂大学戦が10月29日、赤羽スポーツの森公園競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


攻守において活躍を見せた砂川=赤羽スポーツの森公園競技場で(東條貴史撮影)


2点目を決めるなど、果敢に攻撃参加した三澤


駒 大2―2順 大
 (0―1)
 (2―1)
【得点者】()はアシスト
39分:[順]天野
60分:[駒]湯澤
75分:[駒]三澤(砂川)
90+3分:[順]栗本(井村)

【メンバー】
GK檜山昇吾[2]
DF砂川太志 [4]、三宅 徹[4]、林堂 眞[4]、三澤祥馬[3]
MF江川昇吾[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3](→88分友廣壮希[2])、濱田 宙[4]
FW大園祥太[4](→73分渡邉 諒[4])、湯澤洋介[3](→83分板倉直紀[1])

【SUB】
GK松浦和己[4]
DF川岸裕輔[1]
MF小牧成亘[1]
FW畦地健太[2]
※[ ]内数字は学年

 長い低迷から抜け出した前節。連勝を狙う駒大は、序盤から順調に試合を進めたが、決定力を欠き先制点を奪えずにいると39分に右サイドのフリーキックから失点。1点ビハインドで迎えた後半、立ち上がりこそ相手にパスを回されるが、60分に右サイドを突破した奥村のクロスからの混戦を、最後は湯澤が押し込んで同点に。その後も安定した試合展開で、75分に砂川のクロスに三澤が合わせて追加点を挙げた。勝利が見えてきたロスタイム3分、甘くクリアしたボールを叩き込まれ、2-2の同点で試合終了。最後までリードを守り切れず、勝ち点1を分け合う形となった。

◆秋田浩一監督
「まあまあ良かったと思うんですけどね。ただ、守りに関しては粘れなかった。(2失点目は)ロスタイムもあと少しで、大きくクリアしてくれれば良かったのだが、敵に行ってしまったので。もったいなかった。(チームは)落ちてるかもしれないが、9日間で3試合やるのでそういっていられない。負けた訳じゃないし内容的には良かったので、気持ちをリフレッシュさせて戦えるようにしたい」

◆林堂 眞主将(現4)
「早稲田戦から攻めに関しても、守りに関しても意識が変わってきている。先制点を取られた流れの中で湯澤が点を取ってくれて、追加点も取れたが、最後の時間帯で崩れた。最後の失点シーンでいえば、クリアとかの判断や一人一人の経験が足りない。試合内容は良かったので、何を変えるとかではなく、いつでも駒大サッカーを実現するために、一人一人が自分の仕事をするだけ」

◆砂川太志(国4)
早大戦のときのようにみんなで勝ちに行こうと言っていた。始めはそれが出来ていたが、前半の最後に出来なくなって失点してしまった。後半は切り替えて2点を取れて、あとは守るだけだったが、最後の最後で気が緩んでしまった。自分のマッチアップする相手は、小さくて早かったので、1対1のときに裏を取られないように意識した。次の試合はすぐなので、切り替えて、勝ちにいきたい」

◆三澤祥馬(経3)
「(2失点目は)粘れない、という自分たちの弱さが出てしまった。1失点目も無駄だったと思う。ただ、後半は自分でも攻めるしかないと思って、思い切って攻める意識を持った。その結果、自分たちの流れでやれたし、得点も取れたのでよかった。(次節は)とにかくチームで勝つことだけを考えてやりたい」

 なお、次戦第17節・対流通経済大学戦は11月3日、13:50から平塚競技場で行われる。

■会場へのアクセス
・JR「平塚」駅北口よりバス10番線に乗車、「平塚球場」下車、徒歩5分
小田急線「伊勢原」駅南口より平塚駅北口行、1.2番線「平塚駅」行バス乗車、「共済病院・総合公園西」下車、徒歩5分

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