豪雨のなか耐えるも…現状晴れず

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第20節明治大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第20節明治大学戦が11月19日、国立西が丘サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


最終ラインをまとめ上げた主将の林堂=国立西が丘サッカー場で(佐藤 亮撮影)


長身を生かし高さをみせた肝付


怪我から復帰し、中盤を支配した山崎


駒 大0―0明 大
 (0―0)
 (0―0)

【メンバー】
GK大石健太[2]
DF砂川太志[4]、三宅 徹[4]、林堂 眞[4]、濱田 宙 [4]
MF山崎絋吉[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3] (→84分小牧成亘[1])、湯澤洋介[3]
FW肝付将臣[4](→76分小牟田洋佑[1])、大園祥太[4] (→68分山本大貴[2])

【SUB】
GK野村政孝[2]
DF大木 暁[1]
DF川岸裕輔[1]
MF板倉直紀[1]

※[ ]内数字は学年
 
 豪雨の中行われた試合は、4連勝中と好調な明大に対し、序盤から駒大が積極的な攻撃を見せる。湯澤を中心に左サイドを崩し、何度もチャンスを作っていく。ゴールは奪えなかったが、いい形で前半を折り返す。後半に入り、ピンチを迎えるシーンが増えるが、それを防ぐと反撃に転ずる。幾度となく決定機を迎えるが、最後までゴールネットを揺らすことは出来ず。勝ち点1は得たものの、残留に向けて手痛い引き分けとなった。

◆秋田浩一監督
「よくやっていたと思う。粘り強く出来ていた。ゴールが遠かったが、それで普段の積み重ねなので普段から出来ていなかったということ。仕方ない。全体的に内容は悪くはなかったが勝負には勝てていない。しかし、明大を相手に以前よりも気持ちの面でもよくやっていた。攻撃の途中まではいいのだが、最後が弱い。あと2試合勝ちを大前提にやるしかない」

◆林堂 眞主将(現4)
「(良かったことは)90分通して点を取られなかったことは良かったと思う。(次の試合に勝つことが絶対条件ですが)やっぱり勝つしかない。それでもやっぱり失点しないということが大事で、点を取らなきゃいけないという中でもいかに失点をしないかというのを考えながらやっていきたいと思う」

◆砂川太志(国4)
「(今日の試合は)絶対に勝とうって試合前に言っていて、DFも気持ちが入っていた。結構、相手に回されたりしたけど、ただ回してるだけだから全然怖くなかった。要所要所もしっかり抑えられた。(雨の影響は)特になかった。相手がトラップミスしたけど、うちは裏に抜ければ良いからむしろありがたかった。次は守備だけでなく、点も入れられるようにしたい」

◆肝付将臣(地4)
「(久々の先発だったが)チームが勝てていない中、残された期間やれることをやろうと思っていた。自分がどうというよりも、チームが勝てることを一番に考えて、持ち味であるヘディングでチームに貢献しようと思っていた。(4年生の先発が多かったが)来年残る123年生を一部に残すためにも、4年が頑張ってやりたかった」

◆山崎絋吉(法4)
「今日は勝とうと言っていたが、勝てなかったのが自分たちの弱さ。前節も決める所を決められなかったのがだめな所だと思うが、DFは粘れていた。(また無得点だが)決定力がない。ボールはゴール前に入っているので。技術だけではなく気持ちが大事で、どんなゴールもゴールには変わりないので、泥臭くやっていきたい。ここから2連勝するしかない。自分たちのサッカーを徹底するだけ」

 なお、次戦第21節・対国士舘大学戦は11月26日、11:30から駒沢オリンピック公園総合運動場で行われる。

■会場へのアクセス
東急田園都市線駒沢大学」駅下車、徒歩15分

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