強豪追い詰めるもベスト16位

[剣道部]第12回関東女子学生剣道新人戦大会
 第12回関東女子学生剣道新人戦大会が11月26日、東京武道館で行なわれた。結果は以下の通り。


果敢に攻め込む矢上=東京武道館で(花野友季子撮影)


<第1試合>
☆駒 大2−0立 大
先鋒 高木祥子(経1)―田中尚子
次峰 纐纈麻美子(文1)―小川 望
中堅〇矢上悠香(文1)<面>―吉川 雅紀子●
副将〇岸 沙有(文1)<小手>―高木悠子●
大将 沓掛愛子(営2)―鈴木

<第2試合>
☆駒 大4−0横市
先鋒〇高木<小手、小手>−免田るか●
次峰〇纐纈<不戦勝>−棄権●
中堅〇矢上悠<面、小手>―新藤由香●
副将〇岸<面、面>―溝口愛織●
大将 沓掛−天本千智

<第3試合>
 駒 大1−2国士舘
先鋒●高木−<面>中嶋麻乃〇
次峰●纐纈−<面>須田和希〇
中堅〇矢上悠<面、面>―伊藤藍子●
副将 岸―末松夏菜
大将 沓掛−山本遥子

 1、2回戦を勝ち上がり、3回戦では強豪国士舘と対戦。ペースをつかめず先手を取られる中、矢上が試合開始速攻で2本を決め勝利。相手の反撃を受けぬまま勝負を決め、チームの士気を一気に上げる。続く岸も引き分けに持ち込み、大将・沓掛に託される。激しい攻めで奮戦するも攻めきることが出来ず引き分けとなり、敗退。強豪校へあと一歩へ迫るも昨年と同じベスト16に終わった。

◆中 清剛監督
「(今日は)新人戦なので、出場した5人中4人が1年生。大将の沓掛はよくやってくれた。矢上は一生懸命にやってくれたので、今後期待できる。高校時代国体に出ていた選手なので、中堅としての役目を果たしてくれた。(ベスト16入り)強豪校が相手だが、延長戦に行きたかった。今日で関東での試合を終えたので、冬は鍛える合宿をしたい」


◆矢上悠香
「(今日の調子は)良かったです。始めは動きが固かったが、途中から気持ちが前に出たので、相手に挑んでいくことができた。(第3戦は)前の2人が負けていたので、プレッシャーはあったが、無我夢中でいった。自分の剣道をすることができたのは、頼れる先輩がいたからだ。(課題は)一本に対する執着心を持つことだ。(これから)1~2週間はきっちり練習をしたら、オフ期間に入るので実家に帰って稽古を積んで来年頑張る」

◆沓掛愛子
「今日の調子はダメだった。2試合目は引き分けたが、自信がなかった。新チームは2年生1人なので引っ張っていけないという責任を感じた。先鋒、次鋒の去年とは違い、大事な大将なので大変だった。(矢上選手について)今後のレギュラーに入るので、頼りにしていきたい。今回の大会で自分の技術、精神の問題が分かったのでそこを稽古をして、次の関東個人戦に選ばれるようにしたい」

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