一瞬の隙を突かれ2失点…3連勝ならず

[サッカー部]第90回関東大学サッカーリーグ戦・第17節・対筑波大戦
90回関東大学サッカーリーグ戦・第17節・対筑波大戦が10月8日、筑波大学第一サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


ディフェンス陣をを鼓舞した宮坂=筑波大学第一サッカー場で(荒川和輝撮影)


敗戦に肩を落とす主将の種岡


吉岡は惜しいシュートを放った



 駒大0-2筑波大☆
  (0-0)
  (0ー2)


【得点者】
70分:[筑]北川(鈴木)
84分:[筑]北川(三苫)




【メンバー】
GK輪島 稜[3]
DF鈴木啓晃[4]、熱川徳政[3]、宮坂 瑠[4]、須藤皓生[2]
MF大塲淳矢[2]、中原 輝[2](→71分安藤 翼[2])、大村英哉[3](→84分鈴木魁斗[4])、吉岡雅和[4]、種岡岐将[4]
FW小田駿介[3](→76分小口大司[3])

【SUB】
GK角井栄太郎[2]
DF伊勢 渉[2]
DF菊池 翔[4]
MF児玉卓也[4]
※[ ]内数字は学年


前半は雨水を多く含んだピッチの上で思うようにボールを扱えず、両者決定機をものにできないままスコアレスで後半を迎える。試合の均衡が崩れたのは70分、アリークロスをヘッドで押し込まれ相手に先制を許す。その後、駒大は同点に追いつくべく攻勢を強めていくが、前がかりになったところの隙を突かれてカウンターから追加点を奪われてしまう。最後まで果敢に相手ゴールを狙いにいったものの不発に終わり、3連勝とはならなかった。


◆秋田浩一監督
「(今日は)絶対勝とうとやっていたので、悔しかった。後半が良くなかった。特に1点相手に取られた後が気に入らない。(前半は)こっちにもチャンスがあった。ボールキープ率が筑波の方が良いのは想定していることだった。(後半の守備が課題か)1点目はキーパーのミスで失点してしまったが、しょうがないことなのでいいとしても、2点目が完全にやられてしまった。数的に優位だったが、ディフェンスが無理にボールに取りに行かなくてよかったと思う。(攻撃面は)両サイドが機能しなかった。あそこをもう少し強くやれればよかった。先週はよかったが今日は全然ダメだった。(残り5試合だが)全勝しないとインカレには行けないので、やるしかない」

◆種岡岐将(地4)
「(今日は)全体的に内容が悪かったわけじゃないが、決めきるところや一つのプレーなどちょっとしたところで流れを変えてしまうプレーをしてしまって、ああいう形で一点入ってしまってそこで点を返せないっていうのが課題かなって改めて思った。(無得点で、今後改善するところ)自分達のやることはシンプルなのでとにかくサイドを使うのと、相手の背後を使っていって、相手陣地でボールを持てる時間を増やして、もっとシュートを打たないといけない。あとサイドでチャンス作ってもクロスをあげきれないとか、流れていってしまうなどの部分かなと思う。(雨の中の試合だったが)自分達のやることはわかってるんで。それでも相手の裏に蹴っても流れちゃうってところで難しさはあったが、そのときにどうするのかというのができなかった。(失点後について)時間もあったし必ず取り返せるとは思っていたが、攻めている時間帯にああいう形で失点してしまったのか苦しかった。(インカレに向けて)混戦状態で順位も離れていないので一つの試合を大事にして、また順位の近い他大学の直接対決を絶対に落とさないでひとつ一つの試合を勝っていく」

◆宮坂 瑠(禅4)
「(今日の試合)前半は監督の言っていたことを徹底してできていたけど後半は継続してできないっていうのが自分達の弱いところ。(守備の改善点は)失点した後、まとまって強気に攻撃しにいかないとダメだしチャンスの時に決めないとこういうピンチが起きてしまうのかなと思う。(次節へ)どうやって次をとるか大事になってくると思うので次は絶対に落とせない試合だと思う。(インカレに向けて)駒大のサッカーを徹底することで負けるチームはないと思うので、徹底してやることが一番大切だと思う」


なお、次節は10月15日、早稲田大学東伏見サッカー場にて14:00から桐蔭横浜大と対戦する。
【会場へのアクセス】
西武新宿線東伏見」駅下車、徒歩3分

※掲載が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。

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