強豪・中大に食らいつくも敗戦

[男子バスケットボール部]第92回関東大学バスケットボールリーグ戦
第92回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月23日、東洋大学総合スポーツセンターで行われた。結果は以下の通り。


前田は得点でチームをけん引=東洋大学総合スポーツセンターで(伊藤大志撮影)


渡邉はインサイドで抜群の存在感を見せた


針生は最終ピリオドだけで12得点を稼いだ(田中碧撮影)


針生、渡邉の出れない時間帯に奮闘した髙橋史弥



●駒大59-75中央大○
(1P 14-20)
(2P 17-18)
(3P 6-17)
(4P 22-20)

【スターティングメンバー】
G 前田祥太(営3)
G 中津宏哉(歴2)
F 川嵜幸祐(営4)
F 渡邉健太(経3)
F 針生信洋(営2)

【スタッツリーダー】
得点 前田祥太 23
リバウンド 渡邉健太 11
アシスト 前田祥太 3

勝てば残留が決まる強豪・中大との一戦は相手の厳しいディフェンスに阻まれ試合開始直後から点差をつけられる。それでも前田の連続スリーなどで食らいつく。前半はリードこそできなかったが相手に流れを渡し切らなかった。試合が大きく動いたのが第3ピリオド。開始早々にインサイドの要・針生が4つ目のファウルを犯しベンチに下がらざるを得なくなる。その後も相手の素早いオフェンスに駒大のファウルがかさみ、このピリオドだけで11点差をつけられてしまう。最終ピリオドも針生を中心に得点を重ねたが相手から流れを奪い取ることはできず敗れた。

◆斎藤崇人アシスタントコーチ
「(今日は)最初からよく入れたと思う。昨日の勝ちの勢いの続きのままやろうという話もあった。白井監督がいない中で、不安もあったと思うがベンチワークでチーム一丸となって戦えた。負けはしたがいいゲームだったと思う。(試合を通してファウルがかさんだが)苦しかった。センター陣のファウルが多く、プランと違う試合をせざるを得なくなった。それでも代わりに出た選手が踏ん張って、相手に流れを渡し切らなかった。差をつけられたが次につながると思う。(勝てば残留決定だったが)選手たちからいい雰囲気は出ていた。最後まで点を取ろうという攻め気が見られた。(残り2試合だが)残りの試合も最後まで攻め切るということでやっていきたい。いい雰囲気で最後まで粘って試合ができればいいとおもう」

◆川嵜幸祐主将
「(今日は)1周目のときに出だしでやられたが、今日は昨日の流れを引き継ごうということでいい流れでは入れた。(チームとしてファウルがかさんだが)センター陣がディフェンスで相手を抑えることができていた。その結果でファウルがかさなってしまうところがあったがチームとしてデフィエンスができていたと思う。(渡邉)健太や(針生)信洋が出れない時間に代わりに出た(髙橋)史弥もいい働きをしてくれた。ただガードの2人も頑張ってくれていた中で、自分や(石井)峻平が頑張らなければいけなかった。相手のディフェンスに負けて、シュート自体も少なかったし、決めきれなかった。(勝てば残留決定だったが意識は)若干あったが、先週はそういうことを意識しすぎて2敗したので勝てばいいと目の前の1試合を取りに行く気持ちでいった。(残り2試合だが)東洋大の結果次第でどうなるかわからない。ただ、東洋大が残り2試合下位チームとの試合だが自分たちは上位チームとの試合になる。1試合1試合やっていくしかない」

◆前田祥太
「(試合を振り返って)前回戦ったとき、最初でやられてしまったので入りを意識していた。前半は良かったと思う。(試合にどう臨んでいたか) 勝てば残留が決まる試合だった。昨日より前まで連敗していて、雰囲気も重かった。最後の4試合だから思い切りやっていこうという話をしていた。(得点でチームを引っ張っていたが)いつも通り打っていこうとは思っていた。今日は入ったので、さらに打っていった。自分が点数を取る時は、あまりパスが回っていないということ。その点は良くなかったと思う。(試合を通してファールが多くなってしまったが影響は)針生のポジションがファールが混んでしまい、インサイドで点数が取れなかった。他のところのファールは、激しくやった結果なので、良かったと思う。(残り2試合に向けて)開き直って思い切りやるだけだと思う。その結果、勝てれば良い思う」


針生、渡邉の出れない時間帯に奮闘した髙橋史弥

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.