主将前田がけん引し激戦制す!ベスト8進出をかけ日体大戦へ

[男子バスケットボール部]第66回関東大学バスケットボール選手権大会
第66回関東大学バスケットボール選手権大会・4回戦が5月1日、墨田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。


攻守でチームを牽引した前田=墨田区総合体育館で(石曽根和花撮影)


石井は重要な場面で得点を決めた(伊藤大志撮影)


スコアには表れないプレーで貢献した渡邉


苦しい時間も多かったが一丸となり乗り切った


○駒大 76―70 上武大●
(1P 21―15)
(2P 11―23)
(3P 25―10)
(4P 19―22)

【スターティングメンバー】
G 前田祥太(営4)
G 大髙祐哉(営2)
F 石井峻平(G4)
F 渡邉健太(経4)
F 針生信洋(営3)

【スタッツリーダー】
得点 前田祥太 25
リバウンド 金久保翔 7

第1ピリオドをリードで終えた駒大。しかし第2ピリオドでは前田のファウルトラブルに加えリバウンドがなかなか取れず、リードを奪われてしまう。後半に入ると前田の3Pシュートが決まりだし渡邉と大髙のアシストで点に繋がり、駒大が良い流れを掴んだ。途中苦しい時間があったが接戦の末、勝利を収めた。


◆白井憲二監督
「(今日は)上武大はリバウンドが強いということはわかっていた。特に11番の子はポイントゲッターでもあったので、ダブルチームをしてでもそこをつぶそうと準備してきた。そこはうまくいったと思う。ただ、それが第1ピリオドでうまくいったことで第2ピリオドは受けに回ってしまい、そこに付け込まれた。前半は6点のビハインドであったが、針生が消耗していた中で、金久保や渡邉がうまくインサイドをつないでくれた。(後半は入りから勢いがあったが)第2ピリオドで追い上げられた要因の1つに前田のファウルトラブルがあった。うちの中心であり、柱として精神的支柱にもなっている。でも、結果としていい休憩になったのかなという感じ。4年生の3人が頑張ってくれたなという試合。(第4ピリオドは苦しい時間が続いたが)最終ピリオドのシチュエーション練習は積んでいた。あの時間はむしろベンチのほうが慌ててしまい、選手たちのほうがかえって落ち着いていた。(明日の日体大戦に向けて)インサイドに大きな選手がいるが、今日のようにアグレッシブに来るタイプではない。フィジカルで負けないようにということ。うちも去年からほとんど変わっていないし、相手も去年とスターターは1人しか変わっていない。リーグでもやっている相手なので、そのイメージでやっていきたい。ベスト8ということは当初から目標にしていたので、今日だけでなく明日も勝たなければならない。仮に明日負けたとしても、その中で最上位を目指して、ぶれずにやっていきたい。最終的には秋にインカレに出ることが目標なので、そこもぶれずにやっていきたい」

◆前田祥太
「(今日のチームの状態は)初戦ということもあり、硬かったが、何とか勝つことができた。(上武大は高さのあるチームだったが)3部だが、強いチームなので、リバウンドは負けないようにと話していた。取れない部分は多かったが、頑張れたのでよかった。(第2ピリオドで追い上げられた後、積極的に動いていたが)第2ピリオドで足が止まっていたので、しっかり話して、自分から走ろうと意識していた。(今日の課題は)初戦なので点差はあまりつかなかったが、勝てたことは良かった。フリースローがなかなか入らず、フリースローを外さないことが今後の課題だと感じた。(明日の日体大戦は)同じ2部なので、勝ちたい」

♦石井峻平
「(調子は)個人的に良くはなかったが、勝ちきれたのでよかった。(チームとしては)初戦ということでたぶん苦しくなるだろうと皆んなで話していたので、苦しい時間帯に粘れて良かった。悪い時間帯をどれだけ少なくしていくかが明日からの課題。(苦しい時間帯では)リバウンドをしっかりとれなくて、ブレイクが全然でなかったので、しっかりディフェンスをしてリバウンドをとれば良くなると思う。(後半積極的なプレーが多かったが)前半何もできなかったので、後半はもっとやれと言われて積極的にプレーすることができた。(明日の日体大戦は)絶対に勝ちにいきたい。精一杯がんばります」       


苦しい時間も多かったが一丸となり乗り切った

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