強豪に食らいつくも、今季初勝利ならず

[卓球部]平成29年度春季関東学生卓球リーグ戦
春季関東学生リーグ1部・対早大戦、対専大戦が5月5日、港区スポーツセンターで行われた。結果は以下の通り。


金星をあげた松田・水谷ペア=港区スポーツセンターで(田上佳雅撮影)


気迫あるプレーを見せた二木


 駒大1ー4早大
●二木啓太(経2)2ー3竹岡〇
●上野亨樹(現2)1-3緒方〇
●水谷良紀(営3)2ー3平野〇
〇松田尚樹(営4)・水谷3ー1上村・緒方●
●松田2-3上村〇

 リーグ戦2日目、強豪早大と接戦を繰り広げた。
 第1試合、二木は第4セットまで攻防を繰り広げるも、フルセットの末敗れた。その後2試合続けて落したが、第4試合のダブルスでは松田・水谷ペアが、第1セットは落としたものの、その後3セットを連取し今季初勝利を挙げた。第5試合の松田も終始激しく打ち合ったが、フルセットで力尽きた。

駒大0ー4専大
●水谷0ー3田添健○
●二木0-3田添響〇
●三上泰輝(仏4)2ー3下山〇
●松田・水谷1ー3田添健・郡山○

 午後からは専大との対決。早大に続き、強豪との連戦となった。
 水谷と二木がストレートで敗れ、第3試合に出場したのはリーグ戦初出場の三上。1セット目から熱い戦いを繰り広げ、試合は最終セットへ持つれこむも、最後は一歩及ばず敗戦。第4試合のダブルスも勝利ならず、今季初勝利はおあずけとなった。

◆長崎隆志監督
「(早大戦で二木と水谷はフルセットまでもつれ込んだが)5セット目、相手は勝負強かったなと思う。何とか食らい付いてフルセットにしたという感じ。相手が一枚上手だった。相手の方が地力があった。でも、第1試合の二木が粘り強い試合をしてくれたから、みんなそれに続けた。(ダブルスは)良紀(水谷)が良かった。松田と良紀が噛み合って、良紀がチャンスメイクできた。ラリーをこちらのペースで進められたなと思う。本人も良い感じでできていると言っていた。(専大戦の三上の試合は)惜しかった。世紀の大一番だった。お互いリーグ戦初出場の中で、負けられない試合だったけどね。出来も良かっただけに残念。(次の試合まで2週間あるが)ラリーができるように繋げる意識を持って、練習をしてほしい。(チーム全体としては)今回もみんなで役割を分担して、チームワークを大事に戦ってきたので、これを続けていきたい」

◆松田尚樹主将
「(主将としては)自分一人でチームをまとめるのではなく、各々のポジションの人がまとめてくれるので、自分の仕事は試合に勝つことだと思った。自分が一生懸命やることがチームをまとめることに繋がると思う。(応援に関しては)チームの士気が落ちないように、1勝でもすれば流れが変わるという風な前向きな言葉をかけて声を出させた。勝負は後半戦なので、そこで士気が落ちないように、常に声をかけていきたい(今日のダブルスは)とりあえず1勝できたので、自分にしても良紀(水谷)にしても自信がついたので、それを後半戦に活かしていきたい。(この2日間は)洗礼を受けた気分だった。自分は1年生から試合に出ているので、ここで如何に耐えられるかが重要なことは分かっている。強い人から順番に戦っていくので、そこで自分のプレーで食いついていくかがキーワード。負けて落ち込むのではなく、自分の評価を大切にしていきたい。(春期リーグ後半戦に向けては)あと2週間あるので、自分にできる最大限の準備をして、試合できることに感謝できるようになっていきたい」

◆水谷良紀
「(昨日は監督から高い評価を得ていたが)(今日も)変わらない。100点満点。やるべきことをやったので。(今日のシングルス初戦、フルセットに持ち込んだが)レシーブが良かったのと、相手の調子が落ちてきたので、連続得点ができた。(第5セットでは相手に連続して得点を与えたが)相手がサーブのコースを変えてきたのが原因の一つ。(続くダブルスではセットごとに調子を上げてきたが)あれは自分でもびっくりするくらい得点できた。(2週間後に後半戦があるが)次からは1部の4位以下のチームと当たっていく。少しずつ勝っていって1部に残留できたらいいと思う。競るような戦いがしたい。2週間で、台との距離感と、バックハンドとフォアハンドが安定するようにトレーニングしていきたい」

◆二木啓太
「(今日を迎えるにあたって)昨日明大に負けてしまい、今日は勝たなくとも、相手に食らいつくという気持ちで臨んだ。食らいつくという姿勢の中で、勝ちにつながるのではあれば、それがいいなと。(今日の初戦、リードされては追いつきという展開だったが)自分にとっては初めての1部での試合で、相手に圧倒されず、自分のプレーをすることを心がけた。そして、相手より1本も多く粘るという思いがあった。(第4セットでの連続得点は)相手が消極的になっていたので、ここで一気に畳みかけて第5セットにつなげようかな、と。(次戦までの2週間で取り組みたいことは)簡単なミスをすることで流れが変わってしまうので、そういったミスを無くしたい。基本練習、反復練習をして、確実なものにしたい。(次は学校のレベルが自分たちに近くなるが)自分と同じくらいの実力の選手や、少し上の実力の選手だと、守っていても勝てないと思うので、自分から積極的に攻めていきたい」

次戦、対筑波大戦は5月19日(金)15時00分から、所沢市民体育館で行われる。
〒359-0042
埼玉県所沢市並木5丁目3番地
西武新宿線新所沢駅」下車・東口より徒歩約10分
新所沢駅東口発所沢ニュータウン・西武フラワーヒル・本川越行きにて「所沢市民体育館前」下車徒歩1分

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