勝利遠く5連敗…東野好投もあと一本が出ず

[硬式野球部]東都大学野球春季2部リーグ対立正大1回戦
東都大学野球春季2部リーグ対立正大1回戦が5月8日に大田スタジアムで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


好投を見せたが、東野は9回途中で降板=大田スタジアムで(寒川朋子撮影)


試合後の米満主将


ホームランを放ちガッツポーズを見せる青木(中川達夫撮影)


立正大 000 100 010=2
駒 大 001 001 000=1


      打安点
(4)若 林 400
(5)菅 野 410
(8)米 満 200
(9)酒井良 300
(7)岡田耕 300
(D)岡 本 200
HD 菅 100
(2) 長  310
(4)田 中 100
H 巴 山 100
4 新 井 000
(6)青 木 311
     計2731


    回    打安責
 ●東 野 81/3 3052
  白 崎 100
  高橋由 1/3 100
  白 銀 1/3 100
  
 
 2部優勝の可能性がなくなり、大倉孝一監督はスタメンに若林楽人(現1)、田中佑汰(現3)を今季初めて起用するなど打線を組み替えた。だが、4回に先制を許すと、打線は今日も相手投手を攻略できず。6回に青木健太(経4)がソロ本塁打を放ち同点に追いついたが、8回に再び勝ち越されると万事休す。投手陣は好投したものの、今季3試合目の3安打に終わり、先制された試合は5戦全敗となった。

◆大倉孝一監督
「(今日は)悔しいじゃん。(今日のメンバー変更は秋以降を見据えてか)当然秋も、冬も、来年もある。もっともっと経験させたいやつもいる。(なかなか打線が繋がらないが)ヒットが出るとか出ないとかより、1球ずつの狙い球だとか、フルカウントからフォアボールを選ぶだとか、そういうとこ。(ここまでランナー1塁や3塁でピッチャーゴロを打ってしまう場面が目立つが)いや~それは難しい。そこでヒットを打てば(いい)、そうじゃない時はピッチャーゴロでいいのは打ち分けれないから。そこでのケースだけではなく通して。通してそういうレベルにあるということ。(投手陣は以前より安定してきた印象があるが)ピッチャー陣というか、1人ずつの課題なので、東野はずっとゲーム作っている。でもピッチャー陣はよく頑張ってると思う。(先週の結果を踏まえて選手に何か話は)ずっといろんなことをしゃべっている。細かいいろんなことのレベルアップ、右打ちだったり、ゴロを打つことだったり、バントだったり、エンドランだったり、走塁だったりということをずっと細かく、確認事項を徹底させてるところかな。(次の試合に向けて)まだまだ下を向くことなく、チームのレベルを上げないと。明日も試合あるけれど、とにかく今やってることを続けていくことかな。粘り強く頑張る」

◆米満一聖主将
「(今日を振り返って)振り返ってですか…。勝ちにこだわってやろうってみんなで話していた。(拓殖大戦では結果よりも自分たちの力を出し切るとコメントされていたが)それはもちろん最優先というか、今日もそのつもりだったが、このままじゃ終わらんぞ、っていうものを見せようということで(試合に)入ってきたが、なかなか勝ちにつながらなかった。(打撃については)やっぱりピッチャーが頑張っているので野手がなかなか点取れないというのが、僕も野手として野手を引っ張っていくという立場でやっているのに、悔しい気持ちが大きいというか。(青木選手のHRについて)思いっきり行ったのが結果HRになってよかったと思う。思いっきり打席内で自分のスイングをするというのがあの結果になったのかなと感じる」

◆東野龍二
「(今日を振り返って)もう優勝もなくなっているが、まだ秋につなげられるような試合をと思って、そして勝ちにこだわってやっていった。(自身の投球を振り返って)僕自身個人的にすごく調子が悪かったが、なかなか点も取れないので、その中で何とか僕が、僕が崩れてしまったら一気にゲームが終わってしまうので、1点取られても粘り強くしのいでいこうという気持ちでやっていた。(打線の援護はあまりなかったが)打てない時ももちろんあると思うので、そういう時はやっぱりピッチャーがカバーしていって、最少失点で相手よりもこっちの方が点を取れているような野球をしていかないとやっぱり勝てないなと思った。今日は2点取られてしまったところが反省。(次に向けて)明日勝って、3戦目もしっかり取れるように、そして勝ち点をしっかり取れるようにやっていくし、今日の負けはもう忘れて、明日に切り替えていきたい」

◆青木健太
「これまで負け越していたので、今日は何としてでも勝たなければいけなかったが、勝てなかった。まだまだ打撃陣に課題が残る試合となった。(6回に本塁打を打った打席では)とりあえず後ろにつなごうという意識で、甘い球がきたらしっかりと思いきってスイングをすると決めていた。真ん中に球が来たので、それをしっかり打てて本塁打にできたので良かった。(今季は)優勝はなくなっているが、秋につながる試合をしないといけないので、勝ち負けだけでなく、これまでの練習でやってきたことを試合で出そうという意識でやっていく。明日も落とせない試合なので、打撃陣がもっと思いきったプレーで、打撃戦を見せられるようにしたい」

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次戦、対立正大第2回戦は5月9日(月)10時より大田スタジアムで行われる予定。

大田スタジアムへのアクセス
東京モノレール 「流通センター駅」、「大井競馬場駅」 下車 徒歩15分

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