主将・渡邉が復帰も、、、今季初の連敗

[サッカー部]第91回関東大学サッカーリーグ戦・第6節・対東国大戦
第91回関東大学サッカーリーグ戦・第6節・対東国大戦が5月21日、Shonan BMW スタジアム 平塚で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


ケガから復活を果たしたMF渡邉=Shonan BMW スタジアム 平塚で(宮下響撮影)


決定機を何度も演出したMF安藤


切れ味鋭いドリブルでサイドを切り裂くMF大村


途中出場で攻撃の起点となったFW大塚



【スコア】
駒大0ー1東国大
(0−0)
(0−1)

【得点者】
63分:[東]川上(條)

【メンバー】
GK 輪島 稜[4]
DF 熱川徳政[4] 伊勢 渉[3] 須藤皓生[3] 初芝雅弘[4]
MF 中原 輝[3] 鈴掛 涼[3] 大村英哉[4](→49分 大塚光一郎[4])  安藤翼[3](→75分 伊藤大祐[3]) 荒木直道[4](→49分 渡邉黎生[4])
FW 上田哲也[4]

【SUB】
GK鈴木悠太[1]
MF小川礼太[2]
MF大塲淳矢[3]
MF坂本和雅[3]

 後半開始早々の49分、その時はやってきた。主将・渡邉黎生が負傷を乗り越え、ピッチに還ってきたのだ。戦況は0−0、こちらも復帰の伊勢が退場してしまい、数的不利の状況で送り込まれた背番号6は、積極的なプレーでチームのために奮闘した。しかし、相手のパスワークに守備を崩されて失点を喫してしまう。試合終了間際には決定機を何度も作るが、最後まで得点できなかった。この結果を受け、駒大は今季初の連敗となり、3試合勝ち星から遠ざかることとなった。

◆秋田浩一監督
「(今日は)残念だった。(今季初の2連敗だが)共通して言えるのは、運動量が少なくて、自分たちのサッカーを徹底できていない。1、2回失敗しても徹底してやれば、チャンスを作っていけて、負けたならまだ踏ん切りも付くが、今の選手たちはそれができていない。(FWの動きは)先週よりは頭も競れていたし、良かったと思う。(後半開始5分で交代をかけた理由は)空中戦の高さよりも、機動性の速さを重視するためで、ディフェンスを固めておいて、いくつかのチャンスが来た時に一つでも決められれば、負けていても同点に追いつけるから。(後半1人少ない状況では)相手のパスサッカーもうまかったので、パス交換に翻弄されるのは折り込み済みだった。それでも、後半先制を許すまでは0点に抑えていたので粘っていたんじゃないか。(時節明治大へ向け)7年ぐらい勝っていないので、調整を進めていきたい」

◆渡邉黎生(G4)
「(ピッチに戻った気持ち)ピッチに出たからには、自分はキャプテンだしもちろん人一倍やらなきゃいけないのは当たり前。その中で駒大の選手としてやるべきことをやらなきゃいけないというその思いを持って試合に出なきゃいけない。今日出て、個人的にもチーム全体としても、選手一人一人が駒大の選手になりきれていなかった。監督が求めていることと自分たちの行動が、そのレベルに達していなかった。今日試合に出てみてリアルに痛感した。(怪我の調子は)怪我はうまいこと付き合いながらというか。ケア等をしっかりしていれば、痛みは完全い消えることはないが、プレーに影響したりすることはない。全然今は良好です。(久しぶりの公式戦で周りとの連携は)普段の紅白戦とかと変わりなくできたところはできた。ただ、一人少ない状況の中でやるというのは練習でもあまりなかったところで、一人一人がそこを1.1補えば、0だったものが1になると思う。そこの頑張りが一人一人なかったのが今日の結果。(次節に向けての課題)いまから技術的な面が格段に上がるというのは現実的にありえない。どれだけ真摯に今日の結果を受け止めて、もう一回チームで同じ方向を見て、技術とかではなく、気持ちの部分で相手に勝たないといけないという風に思う。練習の一つ一つからどれだけこだわっていけるかだと思う。(次節の集中応援に向け意気込みは)集中応援は色々な方が足を運んで応援してくださるのはあるが、一試合は一試合。集中応援だからやるとかではなくて、まずもう一回駒大のサッカーをやりきりたい」

◆安藤翼(3)
「(今日の試合を振り返って)今季初スタメンということで、監督にも自分の得点感覚を期待して出してもらったので、点を取りにいこうと(思った)。そこで結果で表れなかったので、そこにもっとフォーカスして次の試合からは得点を取れるようにしていきたい。(トップ下と右SHでプレーしたが)後半の頭は最初左にいって次に右にいった。前線はどこでもできないといけないと思っている。(2列目の連携は)中原にしても(大村)英哉さんにしても運動量のある選手なので、自分はその周りでボールキープできるようにと意識した。あとFWの競り合いした後を狙った。セカンド(ボール)を取れば駒大は絶対チャンスになるので、そこの精度をもっと高めていきたい。(相手のマークへの対応は)相手のCB2人は前に強いと聞いていたが、逆に裏はチャンスがあって哲さん(上田哲也)が競り勝った時に自分が拾えたらチャンスだったが、拾えなかったらチャンスにならなかった。そこがはっきりわかっていたことなので、だからこそもっとセカンドボールを拾いたかった。(今日のゲームプランは)東京国際大学は上手い選手が多くて(ボールを)まわしてくるというのは分析してわかっていたので、自分達は粘り強く戦うというプランだった。1人退場した後、もっと粘って(失点)ゼロに抑えてもう一踏ん張りして1点を(取る)というサッカーをしたかった。最後粘れなくて、1点取られてしまったので、そこでみんな体を張って、そういうサッカーをできないと上には行けない。(退場後は)相手が数的有利だったので1回引いて、プレスに行くところをはっきりさせて、(ボールを)取ったら素早くカウンターというのを狙ったが、出足や1歩のところが全体的に遅くてあまりチャンスにならなかった。そこでみんなが連携、連動してチャンスにしたかったが、それがハマらず失点してしまった。もっとチーム全体で悪い状況になっても共通理解を持ってやれるようにしていきたい。(前半は多くのチャンスを作ったが手応えは)スタメンでチャンスをもらって、思いきり(やる)という気持ちがあった。チャンスは作れていたが結果最後のところで得点が取れなかったので、そこの結果にこだわりたい。でもできるところとできないところは試合してみてはっきりしたので、この1週間紅白戦などで自分の悪さを直していきたい。(今日は暑かったが)相手は暑くて足が止まっていた感じだったが、ウチは最初からガンガンいこうと思っていた。ウチはこういう気候の方が戦いやすいというか、駒大が好む天候だったので、だからこそ悔やまれる敗戦。そこで頑張れないと、戦えないと、粘れないと上には行けない。(次戦に向けて)使ってもらったら結果を出せるように。まずは得点を、そしてチームとして守備の部分でもう少し体を張るとか、粘ったりして、最低限の守備をしっかりして、得点に貪欲になっていきたい」

なお、次節は5月28日、味の素フィールド西が丘にて14:00から明治大と対戦する。
味の素フィールド西が丘
〒115-0056
東京都北区西が丘3-15-1
都営地下鉄三田線本蓮沼」駅より徒歩10分
・JR「十条」駅より徒歩20分、または「赤羽駅西口」行バス乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分
・JR「赤羽」駅西口より「池袋」行、「日大病院」行バス乗車、「国立西が丘競技場北門」下車、徒歩5分、または「トンネル経由 赤羽車庫」行、「王子駅」行乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分

なお、次節は駒大の集中応援の試合となります。
チームスローガン「一心」を胸に戦う駒大サッカー部の雄姿を
ぜひ、皆様の目でご覧ください。


途中出場で攻撃の起点となったFW大塚

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