「一回りも二回りも成長した秋に」 圧巻の演技で野球部へ後押し

 應援指導部ブルーペガサスによる第12回神宮への誘いが駒大記念講堂で開催された。第一部の鼎三校合同ステージでは、東都大学の亜細亜大学東洋大学の應援指導部とともに、各大学の応援歌や演技を披露。


会場に呼びかける後藤代表=駒大記念講堂で(寒川朋子撮影)


スペシャルフィナーレでは全員で演技を披露

二部新入生紹介ステージのフレッシュな演技で観客を魅了した後は、應援指導部全員の声と演技で第三部のスペシャルフィナーレを飾った。後藤勇太代表(現4)は最後に「ここをスタートとして、秋は一回りも二回りも成長したい」と語り、会場は大きな拍手に包まれた。

◆後藤勇太代表
「(公演を終えて)演技中も言ったが、これから應援指導部は秋に向けての準備期間に入る。あくまで区切りであってここで満足はせず、スタートラインに立ったという意識をあらためて持てる舞台だった。また一回仕切り直してスタートを切れる機会だったかなと思う。(1年生の初ステージについては)本当に頑張っていた。右も左も分からない中で入って来て、この3ヶ月自分も含めて先輩たちに怒られてばっかりだった。相当苦しかったと思うが最後ああいう形で華やかしい演技で舞台を飾ってくれた。また一回り成長して、さらにパワーアップして活躍してくれるかなと思う。(試合応援中の野球部員の合いの手について)とても良いと思う。やっぱりうちと噛み合わないとかいう部分もあるが、メインは彼ら。うちはその手伝いをするだけ。彼らもお客さんもバラバラにならないように取りまとめるのが私たちの仕事。むしろとても盛り上がっていて良いと思う。彼らも面白い合いの手をいれてくれる。こっちも笑ってしまうくらい。やっていてとても楽しい。(公演後米満主将から花束を贈られていたがどんな話をしたのか)應援指導部全体にということで花束を頂いた。秋こそはという話をひたすらしていた。絶対に入替戦で(1部に)復帰しようと、お互い頑張ろうと話した。(秋に向けて一言)春で今年のマックスは1部復帰になった。そのマックスの目標に向かってただひたすら突き進むだけ。リーグ優勝して1部復帰、私たちは少しでも野球部の追い風になれるように自分たちを律して頑張るだけです」

◆清水瑠里チアリーダー部長(法4)
「(公演を終えて)終わってホッとしている。(チアの4年は1人だがそのことについて不安などはあったか)今は後輩が支えてくれていて、卒業された先輩も支えようとしてくださっているのがすごく伝わってくる。逆にひとり愛情を受けて育ってきてその分不安さはかき消された。(秋に向けて)必ず野球部が2部で優勝して神宮に連れて行ってくれると信じている。私たちもその思いに応えるようにこれから一生懸命練習して、頑張って、お客さんも一緒に神宮に連れて行って引退したいと思っている」

◆益淵美穂ブラスバンド部長(法4)
「(公演を終えて)怒涛の一週間でやっとこの日が来たというか。でも本番は一瞬で楽しいステージだった。秋はまだ2部だが、優勝して神宮で出来るように、私たちが出来ることを夏合宿や秋までの練習期間で詰めて行って、最高の応援を野球部としたい。春より盛り上がる良い応援を試行錯誤しながら、ブラスなので見栄えや技術、声の音量など磨きをかけて2部から1部昇格へと後押し出来たらなと思っている。(1年生の初ステージについては)初心者の人が多いが、沢山自主練習をしてくれた。緊張気味なところもあったが、その成果が出せたんじゃないかと思う。(秋に向けて一言)秋の応援は春の応援よりも体力などの欠点がいろいろあった。それを夏合宿の期間で直していきたい。私たちの代はまだ完成されていないので、一丸となって一体となって応援が出来たら良いなと思う」

◆米満一聖硬式野球部主将(市4)
「(公演を終えて感想は)緊張した。最後の挨拶のことを考えすぎて最初から最後まで緊張していた。(應援指導部の応援については)ブルーペガサスの応援は日本一だと思う。日本一の応援をしてもらっているなと今日またあらためて思った。(後藤代表に花束を贈られていたが後藤代表とはどんな関係か)試合後など話を重ねていく中で、自分よりもしっかりしているしすごく刺激をもらう。後藤代表とはお互い上に立つ者として色々刺激を受けている。(秋に向けて一言)秋はリーグ戦を神宮でやることや日本一を獲ることは出来なくなったが、その先も駒大という大学がしっかりと1部で活躍出来るようなチームに成長して秋を無事終えられれば良いと思う。そのために野球部も頑張っていきたい」

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