総理大臣杯本戦出場へ向けまず1勝 薬真寺、小田が今季初ゴール

[サッカー部]アミノバイタルカップ2017第6回関東大学サッカートーナメント大会・1回戦・対作新大戦
アミノバイタルカップ2017第6回関東大学サッカートーナメント大会・1回戦・対作新大戦が7月1日、時之栖スポーツセンター裾野Hグラウンドにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


小田は先制点を含む2得点をマーク。チームの攻撃をけん引した=時之栖スポーツセンター裾野Hグラウンドで(宮下響撮影)


副将の眞砂は相手のチャンスの目を摘み取り、勝利に貢献


大学初ゴールを挙げた薬真寺


米田はサイドを切り裂くドリブルで輝きを放った


この試合で公式戦デビューとなった駒高出身の矢崎一輝



【スコア】
☆駒大4-1作新大

(3−0)
(1−1)

【得点者】
06分:[駒]小田(小川)
15分:[駒]薬真寺
38分:[駒]熱川(FK)
51分:[作]橋本(鈴木)
90+3分:[駒]小田(安藤)

【メンバー】
GK 輪島 稜[4]
DF 小川礼太[2] 眞砂慶太朗[4] 須藤晧生[3] 熱川徳政[4]
MF 薬真寺孝弥[1](→87分 川﨑貫太[3]) 荒木直道[4] 矢崎一輝[1](→89分 安藤 翼[3]) 米田大介[1](→64分 大村英哉[4])
FW 小田駿介[4] 小口大司[4]

【SUB】
GK鈴木悠太[1]
DF伊勢 渉[3]
MF深見侑生[2]
FW室町仁紀[3]

 まずは開始6分。右サイド小川のロングスローに小田がゴール前で頭を合わせ、先制点を奪うと、薬真寺、熱川が相次いで相手のゴールネットを揺らし、前半にして試合を決定づけた。後半立ち上がり、相手のカウンターの処理に手間取り1点を失うも、終盤ロスタイムに小田がダメ押しの4点目をマーク。そのまま試合は終了し2回戦進出を果たした。

◆秋田浩一監督
「(選手の起用にあたって)今の選手は連戦で90分の起用は厳しいので、今回起用した選手の中でいいプレーをしそうな人を選び起用した。(その上で今日は)最低だったと思う。動けない・走れない・戦えないの3拍子。出たメンバーの中ではDFの眞砂(慶太朗)と、強いて言えば小田(駿介)が戦えてた。眞砂は身体的に長けているわけではないし、足も速くはないが、忠実にきっちり競っていたと思うし、相手の大きなFWにも競っていた。(2回戦へ)大事なのは3回戦だが、次が一番の山場だと思う。トーナメントは負けたら終わりだが、次を勝てば最終的に最低でも7位を目指せる」

◆熱川徳政(歴4)
「(試合を振り返って)トーナメントで勝つことが第一なので、結果的に勝てたのはよかった。ただ、監督にも言われたが、勝てたこと以外は全然ダメだった。次の試合も勝ちにこだわっていかなければいけないが、自分達がやらなければいけないサッカーや、1人1人が求められていることをやらなければいけないと感じた。(具体的にダメだったのは)後半失点してしまったり、相手に主導権を握られて自分達のサッカーができなかったり、決められるところを決められなかったり、球際が軽かったりと駒大らしくない部分があった。(普段出場機会の多くない選手も出場したが)去年の一回戦もこういう形だった。どのメンバーが出てもやるサッカーは同じ。それはチーム全員が共通理解を持ってサッカーをしないといけない。どのメンバーが出てもやるサッカーは変わらないので問題はなかったと思う。(自身のゴールは)壁の位置が甘かったので、思いきり蹴ったらいけるかなと思った。振り抜いたら入ったのでラッキーだった。(後半も惜しいFKがあったが)キックの調子がよかった。入ればよかったが、次の試合でもチャンスがあれば積極的にゴールを狙っていきたい。(4試合連続ゴールだが)たまたまが重なった。チームの勝利に貢献できていると思うので、それは大きいと思う。(次の試合に向けて)次戦うチームは関東リーグのチームなので、今日の球際の強さ、プレーのスピード、プレスのスピードだと通用しない部分があると思うので、そこを突き詰めて、勝負にこだわってやっていきたい」

◆眞砂慶太郎(4)
「(試合前は)今季は勝ったとしても、失点が全試合あったので、自分でしっかり気持ちを作って絶対に失点しない気持ちで挑んだ。良い状態で試合に臨めたと思う。(自身のプレー面)自分はできることが限られるが、その中でも足りない部分はまだあるが、できた部分も多少あった。(意識したことは)DFのラインの上げ下げを早くすること。相手にとって、関東リーグのスピードについていけないだろうと思ったので、ラインを高く保つなど、DF全員が意識した。マークの受け渡しに関して、ボランチがついている選手が、自分たちのところに流れてきたときは自分たちがもらって、選手が飛び出してきたところへ、ボランチにマークを受け渡すプレーを心掛けたが、出来ているとき、出来ていないときと差が出たので、その部分を今後に生かせればと思う。(副将として次へ)失点があったし、次の試合もすぐに控えているので、今回の結果に一喜一憂せず、次の試合へ向けチーム全員が引き締めて取り組まなければならない」

◆薬真寺孝弥(市1)
「(今日は)自分は試合に出るのが(大学で)2試合目だったので、自分のできることを90分持つかわからないけど全力でやろうと思っていた(前回出場した試合と比べて)リーグの流経大戦ではあまりボールを触ることがなくて何もできなかった。今日も何もできていないんですけど、前回よりは良かったと思う。(ゴールシーン)来たボールをシュートしたらポストには跳ね返ったが、また自分のところにこぼれて来たので、シュートを打ったという感じ。(1年生がスタメンに3人)誰が点取るとかという話はしていた。でも誰が点をとろうが勝つことが大事なので、勝てて良かった。(後半の劣勢時)」セカンドボールが拾えていなかったので、まず90分もつ体力を作ることが第一だと思う。(次に向けて)自分がもし出る機会があったら、今日以上のプレーをして全力でやりたい」

なお第2回戦は、7月3日(月)時之栖スポーツセンター裾野グラウンドB2にて、行われる。


米田はサイドを切り裂くドリブルで輝きを放った

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