組手・守屋ベスト16入り 杉本も昨年より良い成績に

[空手道部]第61回全日本学生空手道選手権大会
第61回全日本学生空手道選手権大会が7月2日、府民共済SUPERアリーナ(舞洲アリーナ)で行われた。結果は以下の通り。


ベスト16に食い込んだ守屋=舞洲アリーナで(岡田あおい撮影)


果敢に技を繰り出す杉本



【女子個人戦 組手の部】
<ベスト16>
守屋ひかり

<三回戦 敗退>
杉本りさ


女子組手の部トーナメントでは、守屋が初戦、強豪校の選手相手に4-0で勝利。その後三回戦までは、上段突きでポイントを先取し、勝ち進んでいった。四回戦では、相手との距離を積極的に縮めていくも、相手に有効技2本を取られ0-2で敗退。また、昨年二回戦敗退で終わった杉本は、二回戦を突破し三回戦へ。しかし、相手に上段蹴り2本を許し6-1で大敗した。決勝進出は叶わなかったものの、守屋はベスト16、杉本も三回戦進出を決め、二人とも昨年よりも良い結果を残した。


◆守屋ひかり(英4)
「(今日を振り返って)最後の全日本なので気合も十分入っていて、動きも調子良かったので良い形で臨めた。近大の強い人と初戦で当たって、そこが一番の山だったが、そこで勝てたのでそこからは結構自信を持って戦えた。(練習では)技術的にいろんなことやってきたが、一番は思い切ってやるっていうのが大きい。今までいろいろ考えすぎて、あまり伸び伸びできてなかったので、最後だから思い切って後悔しないようにやったのが一番。(『いろいろ考える』とは)相手との駆け引きとかを考えすぎて閉じこもっていた。(試合中のコーチの声がけは)周りの声を聞くようにしているので、すごく力になった。(今後の課題は)今回伸び伸びできたことが成長だと思ったので、稽古中もあまり考えすぎず、自信持を持ってやっていきたい」

◆杉本りさ(心2)
「(今日を振り返って)あまり良いコンディションではなかったが、その中で自分の力は出し切れたのかなと思う。でも負けた試合では、取られてはいけないところでポイントを取られてしまったのは良くなかった。(相手については)初戦の相手は高校の1つ後輩で、負けるわけにはいかなかった。負けられないという気持ちと不安な気持ちが両方あった。勝って次に繋ぐことも大事だけど、内容も大事だと思って戦った。そういう意味では、最後の負けた試合は良くなかった。2本目の上段蹴りは防げたと思ったが取られてしまった。その前に一本当たってしまったことや、よけ方が悪かったんだと思う。『あっ』ていうところでポイントを取られてしまい、集中しきれていなかった部分もあったのかなと思う。(来週にはカザフスタンアジア大会があるが)今日の反省も含めて準備をしていきたい。初めての海外での試合なので、自分の力を出し切っていきたい。挑戦する心を持って、後悔しないように初めての海外での試合を戦ってきたい」

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