強豪相手に苦戦する中、大井が全国出場

[柔道部]平成29年度東京学生柔道体重別選手権大会
平成29年度東京学生柔道体重別選手権大会が、9月3日に日本武道館で行われた。結果は以下の通り。


果敢に攻めた大井=日本武道館で(山本文隆撮影)


穴田は組み合い、粘りを見せた


男子60㎏級
●赤江一希ー宮之原誠也(国士大)○
●冨吉彰吾ー鈴木凜(武蔵大)○

男子66㎏級
加藤大智ー今村至(日大)○
●平間知基ー東亮輝(明大)○

男子73㎏級
●矢古宇大貴ー竹中英士(東海大)○
●森戸雄也ー橋本静綺(国士大)○

男子81㎏級
●穴田龍洋ー長澤大雅(国学大)○
●山崎優介ー矢嶋兼吾(武蔵大)○

男子90㎏級
●石井和磨ー長濱快飛(日大)○
●西河和也ー畑谷大輝(拓大)○

男子100㎏級
○大井陽平ー寺田颯志(東洋大)●
●渡井明道ー田崎健祐(国士大)○

男子100㎏超級
●片山瑛介ー一色勇輝(日大)○
●峯田龍祈ー山田伊織(国士大)○

女子52㎏級
●鵜澤七美ー萩野乃花(国士大)○

この結果を受けて、男子100㎏級の大井が、今年度の全日本学生柔道選手権大会に出場する。

運が無かった、としか言い様のない結果となった。駒大は、男子は各階級2名ずつ16名、女子は1名が参加した。どの選手も練習の成果を精一杯に出して戦ったが、早い段階で国士大をはじめとした強豪の選手と対決することになる。そんな中、勝ち進むのは大井。ベスト16になり、全国大会出場へ王手をかける。惜しくもそこで敗れてしまうものの、敗者復活戦で鬼気迫る攻めを見せ、一本で全国への切符を勝ち取った。

◆佐藤昌栄監督
「(今日の結果は)全体的に今年は皆よくやった。強い大学と当たってしまったが、大井が敗者復活戦で全国を決めてくれたので、よかったと思う(指導する上で)個人の自由を尊重している(今後の指導方針は)変わらず、自由にやってもらう。思いっきり柔道に打ち込める環境を作っていきたい(大井選手に求めるのは)高校から活躍している選手だが、本人は怪我で苦しんでいた。復帰間もなくて、練習もあまりできていないが、全国でも上位を狙える選手だと思っている」

◆大井陽平
「(今日の調子は)団体戦は怪我をして出場できなかったが、その怪我を治し切れたと思う。体がしっかりと動いた(監督からは)1回負けたので、思い切りやってこいと言われた(良かった点は)いつもより緊張しなかった。練習通りやれたことが、自分の中で一番良かった(悪かった点は)先輩たちに、まだ少し堅さがあると言われた。そこは自分で考えて直していきたい(全国に向けては)個人戦は始めてなので、できることを全部やって、上位に食い込めるようにしたい」

全日本学生柔道選手権大会は、9月30日~10月1日にかけて、日本武道館で行われる予定。

日本武道館アクセス
東京メトロ東西線半蔵門線、都営新宿線「九段下」2番出口より徒歩5分

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