【女子】リーグ初戦を快勝白星スタート!!

関東学生テニスリーグ【女子】第1戦・日本大戦が9月5日、駒澤大学テニスコートで行われた。結果は以下の通り。


強敵に快勝し、チームの流れを作った岩田・日暮ペア(写真は岩田)=駒澤大学玉川キャンパスで(津田浩太郎撮影)


渡辺はストレートで危なげなく勝利した


シングルス、ダブルスともに活躍した日暮(写真はシングルス)(元井可奈子撮影)


粘りのプレーで試合を制した福永


トータル ☆駒大 5-2 日本大
〈ダブルス〉
D1 ○岩田・日暮 6-1.6-4 橘・前田●
D2 ○梶谷・岩本 6-4.6-7.6-3 池田・加藤●

〈シングルス〉
S1 ●古川真実 3-6.2-6 加藤慧〇
S2 ○渡辺安美 6-4.6-1 橘梨子●
S3 ○福永雛乃 2-6.6-4.7-5 野田凪葉●
S4 ○日暮春香 6-4.4-6.6-4 保賀瑞希
S5 ●梶谷亜末 3-6.6-3.1-6  柿澤明里〇  


 
 リーグ初戦の対戦相手は、昨年3-4で敗戦した日大。ダブルスは、岩田・日暮ペアが快勝すると、その勢いに乗った梶谷・岩本ペアも接戦を制し、2-0で駒大がリードする。続くシングルスでは、福永と日暮がそれぞれ長い戦いの中粘りの逆転で勝利を挙げ、ここで駒大の勝利が確定する。渡辺がストレートで圧勝し、5-2で駒大が初戦を白星で終えた。



◆江口淳一総監督
「(今日の試合は)日大は強いチームなので、今日はこんなに上手くいくと思わなかった。ダブルスから相手を圧倒できて、シングルスは途中から相手に流れが行きかけた場面もあったが、よく我慢して戦い抜いたと思う。ついこの間まで合宿に行っていたが、合宿で「リーグはチーム力だから」と話をしていて、それぞれが普段通りの力が出せたナイスマッチだった。今日でいい流れができたので、残り4戦も勝ちをもぎ取れるようにがんばりたい。(合宿について)2部の他の大学には強い選手が多いので、みんなでやらなければいけないぞと話をした。また、4年生が引退するのに下級生がバックアップをして最後4年生がこのチームでやって良かったと思えるようにとしたい話した。合宿で本当にチーム力がついて、今日は思わぬ力を出せたのではないかと思う。(良かった選手は)みんな良かったが、ダブルスは相手の選手が強かったので2ペアとも勝てて、特に第1ダブルスの岩田・日暮はあんなにすんなりと勝てるとは思っていなかった。シングルスでは、福永と日暮が長い試合で体力的にもきつかった中を良く我慢できたという印象。(今リーグの目標は)全勝。いつでも全勝を目指してやっている。どこの大学も強いので、気を抜かないでやっていきたい」


◆岩田愛永(歴4)
「(今日の調子は)全体的に良かった。相方(日暮)と序盤から攻めていくことができ、ファーストゲームを6-1で勝ち取ることができた。この流れのおかげで隣のコートで試合をしていた味方チームに精神的な余裕を与えてあげることができた。(試合を振り返って)事前に相方の日暮選手と最初から攻めていこうと話し合っていて、当日もファーストゲームから攻めることができたので良かった。第2セットで相手ペアに追いつかれてしまったことは残念だったが、最後に立て直して相手にプレッシャーを与えることができた。(日大の選手は)相手の戦略が分からない状態ではあったが、自分たちのプレーが通用したので良かった。(苦戦したことは)相手ペアのストロークが強かったこと。(チーム全体の調子)スタートからチームで一丸となり、勝ちにいくことを意識できていたので良かった。選手たちもサポート側の応援に応え、自分のプレーで勝利してくれたことがとても良かった。(今リーグの目標は)全体としての目標は2部リーグ全勝し、1部に昇格すること。個人としては、自分が出場する試合は全勝すること」


◆日暮春香(歴1)
「(今日の調子は)今日はダブルスからストロークの調子が良くてサーブも良かった。ホームのおかげというのもあり、相手よりものびのびできたと思う。(今日の試合は)ダブルスは、(岩田)愛永さんが引っ張ってくれて、私も続かなきゃいけないという思いもあった。いつもより気持ちが入った結果、リターンで攻めたのに加え私たちの方が先に攻めの展開ができたと思う。シングルスは、知っている相手だったので、絶対に勝ちたかった。そのためファイナルに入ったときに、お互い技術云々ではなく意地で勝とうと思いながらプレーをした。(シングルスでの巻き返しのきっかけは)礒部コーチが「絶対に大丈夫。春香の方が絶対強いから」と言い聞かせてくれて、1度も諦めなかったこと。そして周りの応援が本当に力になった。気持ちが落ちそうになったとき、先輩方や江口総監督の応援が「ここで折れちゃダメだ。勝つためにやっているんだ」と自分を奮い立たせてくれた。(自分の持ち味は)コート上で足が速いので、足がなくなったら終わりなので、粘ること。相手より一本でも多く返すこと。また、パワーヒッターではないがコースに綺麗につくことだと思う。(次の試合での意気込みは)次は専修大学とのアウェイの試合。元1部だった相手校はメンバーが揃っているが、引かずにチャレンジ精神で挑みたい。ダブルスもシングルスも自分のプレーを忘れずに先輩方の応援や総監督、パートナーの愛永さんを信じて戦いたい」


粘りのプレーで試合を制した福永

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