最終ピリオドに猛追も及ばず。リーグ戦4連敗

[男子バスケットボール部]第93回関東大学バスケットボールリーグ戦
第93回関東大学バスケットボールリーグ戦が9月13日、駒沢オリンピック公園総合運動場で行われた。結果は以下の通り。


第2ピリオドの追い上げの原動力となった櫻井=駒沢オリンピック公園総合運動場で(伊藤大志撮影)


大髙が中心となり、積極的にボールを動かした


針生は最終ピリオドで得点を荒稼ぎ



●駒大 87-93 中大○
(1P 16-27)
(2P 24-17)
(3P 14-32)
(4P 33-17)

【スターティングメンバー】
PG 前田祥太 (営4)
PF 渡邉健太 (経4)
F 石井峻平 (G4)
F 針生信洋 (営3)
PG 大髙祐哉 (営2)

スタッツリーダー
得点 針生信洋 22
櫻井啓翔 20
リバウンド 針生信洋 14
久保翔 8
アシスト 大髙祐哉 5

3連敗で迎えた相手はここまで全勝の中大。第1ピリオドで11点差をつけられてしまう。第2ピリオドに入ると途中出場の櫻井が躍動。6本中5本のシュートを沈めるなど、4点差までせまり前半を終える。しかし、後半のスタートから相手の連続ポイントが止まらない。22点という大量ビハインドで最終ピリオドへ。ここから駒大が猛追。オールコートでボールマンに対してダブルチームを仕掛ける攻撃的なディフェンスで相手のミスを誘発。みるみる点差を詰め、5点差で残り1分。相手の3点シュートが決まり万事休す。流れの往来が激しい試合をものにすることはできなかった。

針生信洋
「(今日の試合は)最後の方に展開的には詰めることができた。その要因はどのピリオドよりも勢いがあって、みんなガッツが出ていた。あれが、みんな最初から出ていれば試合展開も変わったのかもしれない。(4ピリの追い上げでは、得点とリバウンドを稼いだが)結果として自分のところで点を取れたが、それは上の人がディフェンスであたってくれて、相手のミスを誘発してくれた。そこに合わせて走りこむことができた結果が点につながった。チームとしてあのようなバスケができれば理想。(前半はインサイドで苦しんだが)今日は個人の目標としてしっかりゴール下で戦うというのを決めていた。それを意識しすぎた部分もあり、単発になってしまった。自分のミスから相手に走られてしまう部分もあった。もっと早い段階で冷静になれるようにしたい。(リーグ戦としても1勝4敗と負けが越しているが)現時点で1勝4敗。でもここから勝てば14勝4敗になる。負けた試合は見ずにこれからに、前向きに切り替えていいところをしっかり見ていきたい。(日体大戦に向けて)相手には留学生の選手がいる。その選手は215cmで対する針生は190cm。高さでは勝てない。だからこそ違ったアプローチで点を取ったりディフェンスにしろ攻めていきたい。今は辛い時期だが、去年のキャプテンの川嵜さんがこまめに連絡をくれて、に針生、前田、石井は精神的にも肉体的にも崩れたらダメだと言われているので3人でしっかり支えていきたい」

大髙祐哉
「(今日は)ずっと連敗していて、相手は全勝だったので、黒星つけて一泡吹かせたいという強い気持ちでプレーした。(流れがよく変わる試合展開になったが)流れいいときは本当に9割10割自分たちに流れがあった。連続ポイント連続ポイント、相手も連続ポイント連続ポイントの中で、前回前々回と比べると粘れたかなと思う。(そういった試合展開の中で勝ち切れなかった要因は)大事なところでのリバウンド。結局はリバウンドで簡単に相手に渡してノーマークでやられてしまうことが多かった。こういうミスは気持ち次第で変えられることなので意識していきたい。(主将で司令塔の前田選手がファウルトラブルで前半出られない時間も長かったが)来年から前田さんという中心の選手がいなくなる。自分が来年は引っ張っていかなくてはいけないとミーティングとかでも言われている。コート上では自分が引っ張っていくんだという気持ちでプレーした。(1勝4敗と苦しいリーグ戦になったが)今日の試合でやっと駒大らしいプレーができた。そこを忘れないように。これだけ走らないと勝てないというかいい勝負ができないということもみんな分かったと思う。これからも全力で倒れるくらい走っていきたい。(明日の日体大戦は)気持ちで負けないように、相手も全勝中なので(コメント時点。その後江戸川大に敗戦)チャレンジャー精神で、勝ってやるという気持ちでやりたい」

櫻井啓翔
「(今日の試合は)前半はいい勝負できたが、3ピリで相手の勢いに押されて最後詰め切れなかった。1試合を通して頑張らなくてはいけない。(試合の流れの移り変わりが激しかったが)2ピリでうちが調子良くて点差を詰めてそのままいきたいとチームでも話していた。でも、やっぱりどこかで気持ちが抜けているところがあって点差が開いてしまった。4ピリでまた盛り返せたのは今日のよかったところ。(2ピリの追い上げの場面で点数を稼いだが)最初のシュートが気持ちよく入ったので、その次も思い切り打てた。(リーグ戦、ベンチスタートが多いが役割は)ベンチから出るのは流れを変えたり、悪い流れにしないようにと難しいが、スタートとベンチメンバーがどちらが出ても変わらないようなプレーをしたい。(1勝4敗と苦しいリーグとなってきたが)今日の試合を機に勝ちにつなげていければ。いい試合を毎日続けていければと思う」

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