好機であと一本が出ず・・・終盤に打ち込まれ完封負け

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対國學大1回戦
東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対國學大戦1回戦が9月20日、府中市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


今季初先発した山下=府中市民球場で(富岡亮弥撮影)


山名は今季2度目の1試合4安打


3試合連続マルチ安打を記録している田中


國學大 000 000 405=9
駒 大 000 000 000=0

      打安点
(4)山 名 540    
(6)浅 井 400
 H三 友 100
(5)西 原 300
 H5加 園 200
(3)田 中 420
(D)中川賢 400
(9)長谷川 310
(2)岩 崎 300
(8)小 堺 200
 H伊 藤 100
(7)川 原 110
 H小林海 100
 7谷 口 110
    計 3580


     回  打安責 奪三振 四死球
●山 下 7  3154  5   3
 渡 邉 2  1455  3   2
       計45109  8   5

6回までは両者無得点の投手戦となった。今季初先発の山下翔(経3)は走者は出すも、本塁は踏ませない投球で6回まで無失点と好投していた。しかし、7回に2死一、二塁とピンチの場面で失策が重なり先制点を含む、4点を与えてしまう。8回から代わった渡邉直輝(市3)も相手の勢いに飲まれ、失点を許してしまう。打線はチームとして合計8安打を放ち、得点のチャンスを何度も作るも、あと一本が出ず無得点のまま完封負けを喫した。

◆中川 賢人学生監督(現3)
「(今日の結果を振り返って)途中までいい投手戦でいっていたので、すごい悔いが残るというか消化不良な感じだった。(先制のチャンスは何回かあったが)今日は3番、8番、9番バッターが1試合ぶりにスタメンだったので、そこはこの試合のキーマンになると思って起用した。その選手だけではないが全体をみて色々上手く噛み合わなかった。(今日はエラーが目立ったが)ピッチャーはあれが精一杯で、よく抑えていた。7回のようなピンチの時は一番プレッシャーがかかると思うが、そこでミスをしてしまうと負けてしまうのが野球だと思う。ピンチでの立ち回りという部分で、一つ相手より勝負所に弱かった。(この後チームにどんな話をしたいか)点差というのは気持ちの崩れで広がっていってしまうところがある。チームとしてバントとか守備のミスとかが、初戦からずっと克服できていないので、改善できるようにしていきたい。(次の法大戦に向けて)前回、大差で負けているのでピッチャーはしっかり試合を作って、野手も意地を見せて点を取ってピッチャーを助ける。とにかく結果で勝ちがつくようにしたい。ここから巻き返せるように頑張りたい。」

◆山下 翔主将(経3)
「(今日の試合は先発だったが個人的に振り返って)ボールが狙ったところに放れていたので良かった。(6回まで投手戦だったが)相手打線も、自分が投げていて、自分にそこまで合わせられていないなと思ったので、こっちの自滅さえなければしっかり抑えられるという印象だった。(7回に崩れてしまったが)自分自身崩れたとは思っていなくて、打たれる時はやっぱり打たれてしまう。7回2アウト一、二塁になってからショートゴロが2つ捕れなかったのはもったいなかったが、自分がその前のバッターを抑えればよかっただけの話で、まあしょうがないかなという感じ。(エラーやチャンスでの凡退が目立ったが)実力の差というか、メンタルの部分で大分相手に負けていたと思う。これからどれだけ自分たちの力を発揮できるかが重要になってくる。(3月にOP戦で戦った時と比べて)3月はあのピッチャーは投げてこなかった。今日もあのピッチャーを打てれば勝てるな、という試合だったのでバッティングが課題になった。ピッチャーが良かったなというイメージ。(次戦の法大Ⅱ戦に向けて)打つのは当たり前として、まずは守備でしっかり取れるアウトを取るっていうことを大事にしていきたい。(意気込みを)もうこれからは1敗しているチームが多いので、絶対に負けられない。そういう逆境というか、苦しい場面で実力が発揮できるチームだと思っているので、みんなを信じてやっていきたい。」


※次戦、対法大Ⅱ戦は9月22日(金)13:00より新座市総合運動
公園野球場にて行われる予定。

新座市総合運動公園野球場へのアクセス
 東武東上線朝霞台駅南口から西武バス東久留米駅東口行き又は新座営業所行「市民総合運動体育館入口」下車徒歩10分
 西武池袋線東久留米駅東口から西武バス新座駅南口又は朝霞台駅南口行「市民総合運動体育館入口」下車徒歩10分

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