相手の反撃を振り切り、全員野球で勝点獲得!

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対日体大2回戦
東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対日体大戦2回戦が9月27日、府中市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


中川賢は逆転打を含む2安打3打点の大活躍=府中市民球場で(富岡亮弥撮影)


中川賢が逆転打を放ち盛り上がるベンチ


チームを勝利に導く好投を見せた山下


谷口は3安打を放ち、得点のチャンスメイクに貢献した



駒 大 010 020 100=4
日体大 020 000 100=3

      打安点
(4)山 名 510
(8)谷 口 530
(9)長谷川 510
(3)田 中 310
(D)中川賢 523
(7)川 原 310
(2)岩 崎 311
(5)西 原 300
(6)浅 井 400
    計 36104
二塁打:中川賢(5回)

     回  打安責 奪三振 四死球
○山 下  7  3093  5   2  
渡 邉  2  600  2   0

 試合は1点のリードを守り抜く大接戦となった。8点を取り、終始試合の主導権を握った1回戦とは打って変わって、緊迫した場面が続いた。2回に先制点を取ると、その裏に相手打線に連打を浴び、逆転されてしまう。その後5回に相手の失策や安打などで、2死二、三塁と得点のチャンスを作り出すと、中川賢人(現3)が左越えの2点適時二塁打を放ち逆転に成功する。中川は7回にも適時打を放ち、2安打3打点の活躍。投手は先発の山下翔(経3)が、ピンチを迎えるも最少失点に抑える踏ん張りの投球で7回3失点5奪三振の好投。8回から登板した渡邉直輝(市3)も、2回とも三者凡退に抑える好リリーフを見せ、1点リードを守り勝った。


◆中川 賢人学生監督(現3)
「(今日の試合を振り返って)きっちりと先制点を取れて、水曜日の青学大戦も紙一重で負けている中で似たような良い雰囲気の中で、ピッチャーも粘っていたし、打線も何とかして点を取ろうというのがでていた。ヒットも出てきて繋がるようになってきたのでチームもいい感じだなと思う。(その青学大戦とは変わって接戦だったが)前回は初回に4点を取ってそれで終わりだったので、今回は追加点を取れて良い感じに戦えた。そして点を取った後もピッチャーが最少失点で、山下、渡邉で守りきれたのが大きかった。(これで日体大戦は勝点を獲得したが)そうですね。やっとという感じ。一つ落ちつけたかな。(個人としては今日2安打3打点)一番最初の逆転のツーベースがチーム的には大きかったかな。一番最初のチャンスの場面(3回2死一、二塁)で4番の田中が歩かされて、自分が潰してしまったので二回目(5回2死二、三塁)はしっかり自分で打って点を取ろうと思っていた。なので打ててホッとした。(個人の打撃の調子については)リーグ戦に入った頃から悪くはない。ラッキーなヒットもあるが、自信をもって打席に立てている。(先発の山下選手については)絶好調かどうかはわからないが、コースといい高さといい追い込むまでのボールがしっかりしていた。気迫というか集中力は凄く感じたというのもあって、何としても点を守ろうという気迫のピッチングをしてくれたのでとても心強い。(後半の失点が課題になっている中で8回に代わった渡邉選手が好リリーフを見せたが)ピッチャーが変わっても雰囲気は変わらないままでいけたし、本人も調子は悪くなさそうだった。今までの課題を克服できたのは良かった。(次は國學大戦だがどう戦っていきたいか)多分一戦目で投げた左ピッチャーが相手になると思う。前回負けているとはいえ、守りに入らずきっちりしっかりと攻めてまず目の前の一戦を全部勝てるようにしていきたい。(意気込みを)全部勝つだけ。これからの対戦相手に勝点を取れるように頑張っていく。」

◆山下 翔主将(経3)
「(今日の試合に勝ったが振り返って)今までチームの課題であった、打撃や後半戦の戦い方などをほぼすべて今日の試合で改善できたということが勝利に繋がった。(今回は試合の最後まで接戦だったが)前回までは途中まで接戦で、試合の後半に逆転されて突き放されてしまうことが多かった。今日は逆転されてから点を取られずに、その後逆転し返してさらに追加点を自分たちがとれていたので良かった。(今日勝って勝点1を獲得したが)やっとな感じ。これから対戦する相手にも次は勝ってしっかり全部3戦目に持ち込む。今日の勝点に満足しないでやっていく。(今日先発だったが投球の中で意識したことは)初回は丁寧に投げようと思っていたが、相手が自分にタイミングが合っている印象だったので、いつもは振りかぶらないで投げるが、今日は身体全体を使って大きく投げることを意識した。(ピンチを抑えるとよく吠えていたが)気持ちしか入っていない。自分のピッチング的に丁寧に投げている印象があるが、実際はメラメラ闘志を燃やすタイプなので、ピンチの場面を抑えると出てしまう。(次は前回の対戦で、後半に大量失点を許して完封負けを喫した國學大戦だが)おそらく相手の投手は左で春に最多勝を取っている投手で来ると思う。一戦目で対戦しているので、しっかりとその対策を練って打ち負けないことと、今日の様に点を取られても最少失点で抑えて接戦に持ち込んでいきたい。(意気込みを)やっと勝てた。しかも接戦をものにできたのでポジティブに考えて。でも課題もあったのでそこを潰して、もっと勢いに乗れるように頑張っていきたい。」

◆谷口 優真(現3)
「(振り返って)チーム全体としては、この前の青学大戦で負けはしたが雰囲気は凄くいい感じでできていたので、その流れで今日も戦えていたというのは感じた。(雰囲気は違ったか)いつもよりもさらに勝つぞ、という気持ちが入っていた。一人一人の勝ちに対する意識が違ったかな。(勝点を獲得したが)良かったです。今まで他の対戦校とは負けてきて、一戦目が日体大しか勝てていない中で二戦目も勝てたということは今後の試合にも繋がると思う。(個人としては3安打だったが)今日は久しぶりの2番で、まず自分の仕事としては1番バッターを送ることと、1番が出なかったときは自分が塁に出ることだと思っていたので、その結果として3安打打てたというのは良かった。(次は國學大戦だが)國學大戦は中盤に打ち込まれて負けたので、終盤への集中力を大事にしたい。(個人としては途中出場で安打を放っていたが、次回はどう戦いたいか)試合に出るとしたら今日みたいに、打順関係なしに塁に出て走って、という自分のプレースタイルをその試合でもできればいいなと思う。(意気込みを)絶対に勝ちます。」


※次戦、対國學大戦は9月29日(金)9:45より新座市総合運動
公園野球場にて行われる予定。

新座市総合運動公園野球場へのアクセス
 東武東上線朝霞台駅南口から西武バス東久留米駅東口行き又は新座営業所行「市民総合運動体育館入口」下車徒歩10分
 西武池袋線東久留米駅東口から西武バス新座駅南口又は朝霞台駅南口行「市民総合運動体育館入口」下車徒歩10分


谷口は3安打を放ち、得点のチャンスメイクに貢献した

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.