リーグ戦閉幕。高さに苦しみ、江戸川大に敗戦。

第93回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月28日、駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で行われた。結果は以下の通り。


チームを牽引してきたキャプテン前田=駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で(高橋美里撮影)


石井の得点力は駒大の大きな武器となる(石曽根和花撮影)


執念のプレーをみせた渡邉(田中碧撮影)


●駒大 52-70 江戸川大◯
(1P 14-18)
(2P 16-22)
(3P 14-10)
(4P 8-20)

【スターティングメンバー】
PG 前田祥太 (営4)
PF 渡邉健太 (経4)
F 石井峻平 (G4)
F 針生信洋 (営3)
PG 大髙祐哉 (営2)

【スタッツリーダー】
得点 針生信洋 14
櫻井啓翔 10
リバウンド 針生信洋 10

江戸川大とのリーグ最終戦
前半、200cmある江戸川大12番のオウマの高さに苦戦し、なかなか得点が伸びない時間帯が続いた。
10点ビハインドで迎えた第3ピリオド。針生の強気なインサイドプレーからチームの流れが変わった。ディナイディフェンスが機能し、相手をフロントコートまで攻めさせないプレーが何度もあった。
第4ピリオド、一時は4点差まで詰めるも、相手のスリーポイントが決まり出してしまう。残り2分になると4年生がコートに立ち、リーグ最終戦を締めくくった。2部リーグ6位と去年より2つ順位を上げる結果となった。

◆白石憲二監督
「(試合を振り返って)相手のゆったりとしたペースに乗ってしまい点数が伸びなかった。最後4年生を全員いれて学生スポーツらしく締めくくることを目的としていて、勝ちにはいったが52点では厳しかったなという印象。(試合前に指示したことは)細かいことは言わずに、この一年やってきたことをしっかり出そう。相手が駒大のプレスディフェンスを嫌がっていたので、それをバテるまでやっていこうという風に指示を出した。(今年の4年生は)期待を背負っていた。A、Bチームと分けたのがこの代が初めてで、そういうことで学生の中でも色んな苦労があったと思う。期待を背負って、試行錯誤をしながらチームの土台を作っていってくれたので監督としては本当に感謝しかない」

◆前田祥太
「(今日の試合を振り返って)最後で勝てば4位になれるという試合だったので、絶対勝という気持ちを持って臨んだ。最初に少し離されたことが痛かったなと思う。(リーグ戦を振り返って)1部昇格、インカレ出場という目標を掲げていたので、たとえ今日勝って4位になっていても悔しかったと思う。負けてしまって6位になったのはもっと悔しい」

◆石井俊平
「(試合を振り返って)シンプルに悔しい。リーグも目標のインカレに届かなかったのは本当に悔しい。途中からは1つでも順位を上げていこうとなった。今日も勝てば4位だった可能性があったことを思うと悔しい気持ちが強い」

◆渡邉健太
「(試合を振り返って)負けてしまったがすごい楽しかった。最後自分勝手にいってしまった。(試合前に選手同士で話したことは)最後4年生全員入れるか入れないかで一悶着あったが、結局最後みんな出れて良かった。本当に楽しかった」

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