宇賀地好走も、結果残せず10位
[陸上競技部]第21回出雲全日本大学選抜駅伝競走大会
第21回出雲全日本大学選抜駅伝競走大会が10月12日、出雲大社と出雲ドームを結ぶ全6区間44.5kmで行われた。1区、主将の高林が出遅れ、11位でタスキリレー。
その後も1つ順位を落とし、タスキは3区の宇賀地へ。駅伝主将の意地を見せ、区間賞の走りで6位まで押し上げた。しかし4、5区で失速し11位まで転落。最終区の手塚が力走し1人抜くが、大きく開いた差は縮まらず10位でフィニッシュ。新戦力を大量起用してのぞんだが、好成績とはならなかった。結果は以下の通り(総合5位までと駒大のみ)。
3大駅伝初の区間賞を獲得した3区宇賀地=市立平田図書館付近で(上田将大撮影)
★総合記録★
1位 日大 2:10:07
2位 山梨学大 2:10:26
3位 東洋大 2:11:19
4位 早大 2:11:22
5位 中大 2:12:24
10位 駒大 2:13:51
★個人記録★
1区 高林祐介(歴4) 23:41⑪(11)
2区 馬越幹成(法2) 16:57⑫(12)
3区 宇賀地強(法4) 22:48☆①(6)
4区 岡本尚文(現2) 19:19⑪(8)
5区 早瀬祐樹(歴3) 20:20⑭(11)
6区 手塚佳宏(市1) 30:46⑨(10)
※☆は区間賞、○は区間順位、( )は総合順位
◆大八木弘明監督
「(今回は)高林の調整を失敗した。1区で流れに乗れなかった。5、6位にはなりたかった。つなぎの選手を考えるのが難しかった。やっぱり悔しい。ただ唯一の救いは、宇賀地が3大駅伝で初の区間賞を取れたこと。(予選会に向けて)とにかく頑張る」
◆高林祐介主将
「(今日の走りは)0点。主将としての役割を果たせなかった。コンディションというよりは内容が悪かった。チームの状況というより自分が悪かった。(予選会に向けて)疲れはまぁまぁあるが、そんなことも言ってられないので頑張る」
◆宇賀地強駅伝主将
「(区間賞は)人がいなかったから狙っていた。ただもっと前に行きたかった。1区が高林だったのでもっと前にくると思っていたけど、まあしょうがない。(10位という結果は)ダメでしょ。もっと上じゃなきゃうちじゃない。予選会までにまとめていきたい」
◆手塚佳宏
「(アンカーを任されたのは)特別に気にはしなかったけど、アンカーだったのでタスキを最後までしっかりと繋げることを考えていた。(体調は)悪くなかったので、もっと走れると思ってたけどあまり良くなかった。シーズンなので調子を崩さないようにして上げていきたい」
◇関連情報
- 大会結果(第21回出雲駅伝公式HP)
- 駒大・宇賀地、区間賞で意地見せた/出雲駅伝(サンケイスポーツ公式サイト)
- 駒大 下級生が期待に応えられず…(スポーツニッポン公式サイト)