序盤の点差縮められず、痛い敗戦

[男子バスケットボール部]第92回関東大学バスケットボールリーグ戦
第92回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月16日、駒大二子玉川キャンパスで行われた。結果は以下の通り。


針生はリバウンドを荒稼ぎ=駒沢大学玉川キャンパスで(伊藤大志撮影)


石井は途中出場ながら二けた得点を記録した(田中碧撮影)


●駒大56-74東洋大
(1P 12-24)
(2P 16-14)
(3P 17-15)
(4P 11-21)

【スターティングメンバー】
G 前田祥太(営3)
G 中津宏哉(歴2)
F 川嵜幸祐(営4)
F 渡邉健太(経3)
F 針生信洋(営2)

【スタッツリーダー】
得点 針生信洋 16
リバウンド 針生信洋 18
アシスト 前田祥太 4

三部チームとの入れ替え戦を避けるためにも負けられない9位・東洋大との一戦だったが序盤から流れをつかめず第1ピリオドで10点のリードを許す。第2ピリオド以降もインサイドで針生が奮闘するなど、随所に好プレーはあったが点差を縮めることができなかった。FGの成功率が24%と最後までなかなかシュートが決まらず、得点を重ねることができなかった。

◆斎藤崇人アシスタントコーチ
「(今日は)白井監督がいない中でチームをまとめようと思って臨んだ。悪いプレー自体はそれほど多くなく、いい流れの時間もあった。勝ちきれずに悔しい。(残留争いの中で大きな一戦だったが)選手たち自身が危機感を持っていて落としちゃいけないと感じたのであえて触れなかった。勝とうという気持ちが伝わってきた。(リーグ戦残り少ないが今後は)これからはまた監督のいる中での戦いになってくるので、自分は前向きな声をかけて、チームをいいムードにしていきたい」

◆川嵜幸祐主将
「(今日は)向こうもここ最近、全敗で負けられない状況で気持ちが強かった。自分たちも気持ちを強く戦ったが、歯車があっていなかった。点と点になっていて線が結べていない感じ。自覚も足りなかったかもしれない。(次の試合まで1週間あるが)今週は練習の雰囲気が悪かった。今週もビデオを見て対策をしたが、見ただけで相手を想定した練習が少なかった。それで、今日は相手のセンターにミドルシュートを打たれたりして対応できず、後手後手に回ってしまった。見て確認するだけではなく体で確認しなければならない。(今後は)しっかりと対策を練ってやり切るしかない」

◆針生信洋
「(試合を振り返って)順位的に並んでいる相手で、負けたらより一層入れ替え戦が近くなる、という状況の一戦で、まさに負けられない試合だった。みんなで気持ちを一つにするためにシュート後のパフォーマンスを多くしたりと雰囲気をあげようとしていたが、負けてしまった。いつもは切り替えていこうとしているが、今日は切り替えではなく反省をして、同じようなことを繰り返さないようにしたいと思った。(1週目に勝利している相手だったが)また勝てるとは思っていなかった。気を引き締めて臨んでいたが、自分たちよりも相手の勢いが上だったと感じた。(インサイドで得点を重ねていたが)最近の試合で外からシュートが当たっていないことが多く、とりあえず本数を打つように上のポジションの人には話している。上が入らなかったら下が頑張らないといけない。いつもよりもアタックチャンスを増やすように、考えてプレーしていた。(次戦に向けて)法大と中大との戦いになるが、法政だからとか、中央だからとかでなはく両方の試合で勝ちにこだわりたい。今は、浮かれてすらいない。沈むところまで沈んだので、しっかり地に足をつけてできることをやるだけだと思う。泥臭く戦って、2試合とも勝利したい」

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