勝利の流れつかんだ!無失点で連敗止める

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ拓殖大1回戦
東都大学野球秋季2部リーグ対拓殖大1回戦が10月18日に大和スタジアムで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


緩急を使い8回無失点の好投を見せた東野=大和スタジアムで(寒川朋子撮影)


3回に左中間への安打を放った巴山


菅野のタイムリーでホームインした2人を迎えるベンチ(中川達夫撮影)


駒 大 201 000 000=3
拓 大 000 000 000=0


       打安点
(8)米 満 300
(4)福 山 410
(9)酒井良 410
DH巴 山  431
RD島 田  000
(6)菅 野 312
(3)高 石 200
H3内 山 100
(7)行 方 300
7諸 積  000
(2)高橋亮 300
(5)田中佑 310
H篠原仁 100
5新 井  000
      計3173

   回 打安点
東 野 8 27 4 0
伊藤一1 3 0 0

 打線は初回、一死満塁の場面で菅野赳門(商2)が右翼安打を放ち2点を先制すると、さらに3回には酒井良樹(法2)の右前安打、巴山颯太郎(法2)の左中間二塁打と打線がつながり1点を追加。先発の東野龍二(商3)が、緩急を使った見事な投球で7つの三振を奪う好投を見せると、9回には後を任された伊藤一輝(政4)が3人で試合を締め、最終カード初戦を無失点の白星で飾った。

  ◆高橋亮介主将(法4)
「(今日は)点を取れる場面はもっとあったと思う。3点というのは取らせてくれた点でもあったと思うので、特に中盤から終盤まで0を付けたのは、この秋のゲームを勝ちきれなかった原因の一つだと思う。(東野は)コントロールが良くて、低めに投げられてて、三振も多く取れたので良かった。4年生にとっては最後のシーズンで、明日勝って勝ち点を取るという目標がある。3年生は明日勝って来年に繋げていかないといけないので、来年に繋がる試合をして、そういった中で勝つということを目標にしてほしい。春と比べて1部が見えてきている。良いところは変えずに来季も続けたい。(明日は)僕も含めて4年生が後輩に残していけるもの、1部に上がることはできなかったが、試合の運びかたや野球に対する姿勢を見せていかないといけないし、3年生も来季に繋がる試合への姿勢を見せてほしい」

◆東野龍二
「ストライク先行で投げられた。初回に先制してくれたのもあって楽な気持ちで投げられた。(今日は4安打無四死球とあまり出塁を許さなかったが)テンポよく追い込んでいけたのでいい結果に繋がったかなと思う。(7奪三振だが)三振はしっかり投げた上でたまたま取れたと思っている。そんなに意識はしていない。ゼロに抑えられたことが良かった。(今季はあまり長いイニングの登板がなかったが)僕がもうちょっと頑張らないといけない試合が何試合もあったのに、短いイニングで代わったりということが多かった。今日は優勝はなくなった試合だが長いイニングを投げてチームが勝つことができてよかった。(今季は四死球がとても少ないが春以降変えたことや意識したことは)フォアボールからランナーためて自分が苦しくなるというピッチングが何度かあった。フォアボールで(ランナーを)出すよりヒットで出る方がまだ自分でもスッキリするし、フォアボールを出すと自分ももやもやした感じになって苦しくなる。フォアボールを出さないように意識していた。(今週で4年生は引退だが意識したことは)特にはなかった。でもキャッチャーの高橋亮介さんとは1年の時からずっと組ましてもらっていたので、少し寂しい気持ちはあった。4年生が残してくれたものをまた来年のチームに生かしていけるようにやっていきたい。(今後に向けて)今シーズンは優勝、1部昇格は出来なかったがまず明日勝っていい形で今年を終えて、必ず来年1部昇格できるようにまた1から鍛え直して成長して戦っていきたい」

◆巴山颯太郎(法2)
「(3安打ということで、今日を振り返って)青学戦が終わってから新垣コーチにバッティング指導を受けて、少し直していただいたその成果が出たという感じ。(3回には打点もあげて)2番3番につないで頂いた。先に(1回に)菅野が点を取ってくれたので、あの場面で何としても1点、1点入ればまたこっちに(流れを)持ってこれると思ったので、ツーベースという結果で、点も入ってくれたのでよかった。(今シーズン今まで全ての試合で4番に座ったが)4番に入って、春に比べるとチャンス(で打席に入る場面)も多かったが、4番で点を入れないといけないと(気持ちが)はやってしまった。やっぱり上位チームの、立正には皆川さん、青学には西村さんという4番がいて、この2人はその(プレッシャーの)中でも「仕事」をしている。この前の青学戦でも4番で負けたというのが僕の中ですごいあったので、求められているなかでも結果を出す、ということをあと1試合ですけどしっかりと。(2年生で4番という重責のようなものは)シーズンを通して4番で、少しかもしれないけど警戒をされてくる中で、こうやって一年間通して出来たというのは良いこと。(監督には)悪くても使っていただいてたんで、明日何としても最後まで良い形で、使っていただいた監督のために。あとやっぱり4年生も最後の試合。支えて声をかけてもらったのはやっぱり4年生なので、良い形で送り出せるようにしたい」


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次戦、対拓殖大戦第2回戦は10月19日(水)12時30分~大和スタジアムで行われる予定。


■大和スタジアムへのアクセス
(1) 小田急江ノ島線桜ヶ丘駅」下車 徒歩10分
(2) 小田急江ノ島線相鉄線 「大和駅」下車 徒歩15分

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