善戦するも、昨年に続く16強止まり

[卓球部]第80回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)3日目
 第80回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)3日目が8月11日、愛知県体育館で行われた。結果は以下の通り。


16強で破れ、悔しがる渡井(右)、橋爪組=愛知県体育館で(山田遼太郎撮影)


<決勝トーナメント1回戦>
☆駒大3―0新潟大
○加藤悠二(商1)3―0磯谷●
○吉田広平(政4)3―1清野●
○渡井伯和(経4)、橋爪克弥(営3)組3―0磯谷、永井俊組●

<決勝トーナメント2回戦>
駒大0―3筑波大☆
●加藤悠2―3田代○
●高羽卓哉(営3)2―3大森○
●渡井、橋爪組1―3田代、谷村組○

 初戦で新潟大をストレートで下した駒大は2回戦で今春まで1部だった筑波大と対戦。1番手の加藤悠は強敵相手に互角の戦いを見せるが、フルセットの末に敗戦してしまう。続く高羽もロングボールの打ち合いを展開するが、試合を落とし0―2。後がなくなり、迎えたダブルスも第2セットこそ大差で奪うが、その後はペースをつかめず敗北。昨年に続き準々決勝を前に姿を消した。

◆富岡成一監督
「良い試合はしたけど勝つか負けるかだから、それじゃあ済まされない。これから1部で戦う上で結果が大切になる。もっと勝ちたいという気持ちを全面に出して欲しい。筑波大戦は精神力の差が出た。(今後は)合宿などで発破をかけていきたい。全日学予選から結果を残して欲しい」

◆渡井伯和主将
「筑波大戦は紙一重の試合だった。(加藤が)負けても流れを作って1年生の役割を果たしてくれたが、上級生の僕らが勝ちにつなげられなかったのが課題。(秋季は)今回は本当に悔しかったから、最後は笑って終われるようにしたい。絶対的エースがいなくても、チーム力とか駒澤の強みはいっぱいある」

◆高羽卓哉
「去年も16強で負けて、今年は絶対8強に入ろうとみんなで言ってたんで悔しい。個々は悪くないから、落ち込まずリーグ戦で結果を出せば、来年につながってくる。(課題は)精神的なこと。持ってる力を発揮できるようにしたい。(今後は)チームがもう1回まとまり、気合いを入れて大会に臨めたらと思う」

◆橋爪克弥
「筑波大戦はチャンスもあっていい試合ができていたが、焦ったり力が入り過ぎてしまった。いい試合ができていたぶん負けたのは悔しい。(秋季は)インカレに向けてやってきたつもりだったが今振り返るともっとできた気がする。Aクラスを目指して頑張っていきたい」

◆加藤悠二
「筑波大戦は格上相手にも思い切って戦えた。先輩からも自信を持って戦うようにアドバイスをもらったが最後で勝ちを意識しすぎてミスをしてしまった。(秋季は)1部から2部に落ちた筑波に負けてしまったが、技術的にはあまり差はないと思うので1球の粘りを大事にしていきたい」

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