粘勝で悲願の3年ぶりベスト8!

[卓球部]第81回全日本総合卓球選手権大会(団体の部)
第81回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部)2日目が7月20日、東大阪アリーナで行われた。結果は以下の通り。


ベスト8入りを懸けた試合で勝利した佐藤=東大阪アリーナで(草場早稀撮影)


今大会初出場でストレート勝ちをおさめた高羽


<決勝トーナメント2回戦>
☆駒 大3―2同 大
○加藤悠二(商2)3―2藤本●
○高羽卓哉(営4)3―0松本●
●加藤悠、佐藤 究(経2)組2―3藤本、藤原組○
鈴木大地(営1)2―3藤原○
○佐藤3―1津曲●

<決勝トーナメント準々決勝>
駒 大0―3青森大☆
●加藤悠0―3上田○
●大場崇志(経1)0―3松原○
●加藤悠、佐藤組0―3上田、松平組○
(試合は2台同時進行)

 決勝トーナメント2回戦は同大と対戦。1番手・加藤悠が接戦を勝ち取り、チームに勢いを与えると、2番手の高羽が強烈なドライブでロングボールの打ち合いを制し、ストレート勝ち。しかし、ダブルスがあと一歩のところで敗れ、同時進行で行われる鈴木と佐藤に託されたが、佐藤が攻守ともに相手に隙を与えず先に勝利し、混戦をものにした。準々決勝では、昨年の優勝校・青森大にストレート負けを喫するが、3年ぶりの8強入り。チームの不調からの復帰を予感させる大会となった。

◆長崎隆志監督
「(同大は)実力は五分だし、どっちが勝ってもおかしくなかった。でも、そこで負けなかったのはよかった。青森大に挑戦できたのは選手たちにとって大きいことだと思う。志し高く頑張ってほしい。8強に入ったことで収穫がある大会になった。よくやってくれた。秋に向けて少しははずみをつけらた。来季もステップアップ出来るようにしたい」

◆橋爪克弥主将
「(今日は)やってやるぞってみんな同じ気持ちだったから、競りはしたけど絶対大丈夫って自信があったし、信じていた。(ベスト8は)チャンスがある中で2年連続で競り負けてたから、本当にほっとしてるし、嬉しい。(今後は)今回得た経験は絶対生きると思うし、あとはこの調子で上がっていくだけ。秋は優勝して笑って終わりたい」

◆高羽卓哉
「最後の大会で8強入りできてよかった。3セット目に負けていたけど、余裕をもってできた。一昨年も去年も自分は8強決定戦で前半で出してもらってるのに、結果を出せていなかったから、今年は前半で勢いをつけれて、勝ちに貢献できてよかった。OBや応援してくれてる人たちにいい報告が出来てよかった。最後の秋につながってくると思う」

◆加藤悠二
「(今日は)得意な選手ではなかったけど、ベンチも声出してくれてたので勝てた。春リーグでいい試合ができなかった分、8強入りは達成しなきゃいけないと思っていた。(今後は)全日本予選で1組でも1人でも多く残って、秋は絶対優勝して1部上がらないと。今回みたいにチーム一丸となってやっていけば、絶対勝てると思うから頑張っていきたい」

◆佐藤 究
「(ベスト8入りは)ダブルスが競って負けていたし、(鈴木)大地も相手が強くてどうなるかわからなかったから、自分がやればって思っていたからで、ものにできてよかった。(今大会は)8強までは、競ってしまうこともあれば、簡単に勝つこともあった。今、来年の春1部でやるにまたまだ甘いと感じた。もっともっと個人の能力をあげていかないと」

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.