8強の壁高く、単複ともに敗退

[硬式テニス部]平成23年度関東学生テニス選手権大会
 関東学生テニス選手権大会本戦【女子】3日目が8月10日、武蔵野ローンテニスクラブで行われた。結果は以下の通り


不利な戦況から、カウンターを仕掛ける権頭=武蔵野ローンテニスクラブで(赤峰美輪撮影)


敗れはしたが川口(左)、神保は息の合ったプレーを披露した(水出綾香撮影)

<女子シングルス3回戦>
●権頭由梨0(3―6、3―6)2水沼茉子(法大)○

<女子ダブルス2回戦>
●川口・神保0(4―6、5―7)2木川・難波(専大)○

※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント

 チームで唯一シングルス3回戦に進出した権頭だが、序盤から相手の強烈なストロークに翻弄され、第一セットを落とす。続く第2セットも、持ち味のカウンター攻撃などで応戦するが流れを引き寄せることができず、後半連続でゲームを奪われ力尽きた。
 一方ダブルスの川口・神保は、お互い一歩も譲らぬ激しいラリー戦を展開する。第一セットを接戦で奪われ、第2セットは後半3ゲーム連取で巻き返しを図るも、要所でミスを連発。あと一本が決め切れずに敗れ、単複ともに8強入りを果たすことはできなかった。

◆権頭由梨(国4)
「(今日は)悔いを残さないようにと思っていた。(相手は)1年生でどんな子か分からなかったけれど、フォアストロークが得意みたいで、バックをねらったが回り込まれて打ちこまれてしまった。本当は勝ちたかったが、自分の調子はまぁまぁ良かったし、得意のカウンターも決まったので後悔はしていない。(インカレは)単複ともに2回戦までいけるように頑張る」

◆川口 瞳(英3)
「結果負けてしまって悔しいが、今私たちに出来ることを出し切れたし、課題も見つかった。(具体的には)練習のときは2人でラリー中、前に出るようにしているが、試合になると出られない。それが分かっただけでいい経験になった。今回、身近な課題が見えたので、インカレに向けて、それを補っていきたい」

◆神保 栞(福2)
「(今日は)向こうもミスしていたが、こっちの方がミスが多かったし、ミスする場所も悪かった。ミスがなければとれたゲームもあった。(試合は)チーム全員から応援してもらって、緊張したけれど楽しかった。(インカレに向けて)サーブとか、完全なミスを減らしていけるよう調整したい」

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