決定力不足に泣き、降格が目前に

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第19節神奈川大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第19節神奈川大学戦が11月13日、平塚競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


失点後、肩を落とした駒大=平塚競技場で(河田奈津子撮影)


積極的な攻撃参加をみせた三澤


失点するも、好セーブを連発した大石


駒 大0―1神 大☆
 (0―0)
 (0―1)
【得点者】()はアシスト
82分:[神]柿崎(佐々木)

【メンバー】
GK 大石健太[2]
DF三澤祥馬[3]、三宅 徹[4]、林堂 眞[4]、砂川太志 [4]
MF江川昇吾[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3]、湯澤洋介[3] (→88分末吉達也[4])
FW大園祥太[4](→82分小牧成亘[1])、小牟田洋佑[1] (→71分肝付将臣[4])

【SUB】
GK野村政孝[2]
DF川岸裕輔[1]
DF濱田 宙[4]
MF板倉直紀[1]
※[ ]内数字は学年

 決定力不足に泣くこととなった一戦は前半、互いにディフェンスラインを高く保ち、様子を見合う立ち上がりをみせた。中盤での争いが続き、両者決定的なシーンを作らせないまま前半を終了。しかし後半に入ると流れは一転した。神大が積極的にプレスをかけると、駒大も猛攻をしかける。裏を狙ったパスが通るようになっていき、立て続けに決定機を迎えた。これを決め切れない弱さが出てしまうと82分、相手に少ないチャンスを確実に決まられ、追い付けないまま試合終了を告げる笛は鳴り響く。この敗戦により、降格の二文字が目前まで迫ってきている。

◆秋田浩一監督
「チャンスはいっぱいあったが決めきれない弱さが出てしまった。失点したのはよくないが、ディフェンスもキーパーもよく粘って出来ていた。一生懸命やっていたので評価はしてあげたいが、勝たなくてはいけないので、まだ実力が足りない。必死にやるしかない。こういうときこそ愚痴が出る。そこでお互いに責め合わないで、どのくらい受け入れられるかが大事。明大を倒して3連勝といきたい」

◆林堂 眞主将(現4)
「決定機を決められなかったのが大きかった。気持ちの込もったシュートが打てていない。前半の戦い方は悪くなかった。競った後のこぼれ球をもっと集中して意識しなければいけない。緊張感が少なかったから失点したのだと思う。技術の面ではもう成長しないので、気持ちの部分が大事。あと3試合、勝つしかないので1試合1試合大事にやっていかないといけない」

◆三澤祥馬(経3)
「決定機で決めきれないで、ピンチはあまりなかったが失点してしまった。ラインに関して声はよく出ていた。自分サイドに相手のキーマンが多かったので、じょう(奥村)といろいろと話をし合って守ることが出来た。後半に入って、最初の15分は守備からやって行こうと話して、そこは出来たが、その後決定力不足が出てしまった。(次は)とりあえず勝つしかない」

◆大石健太(営2)
「最近失点する時間がいつも同じ。細かいところを集中していれば防げた。決定機は多かったので、もったいない試合だったと思う。少ないチャンスを決められて負けた。相手の両サイドがキーマンだったので、そこを注意していたが、しっかりと伝えきれなかった。 (キーパー争いは)誰が出ても変わらないと言われていて悔しい。頭1つ抜けられるように頑張っていきたい」

 なお、次戦第20節・対明治大学戦は11月19日、13:50から国立西が丘サッカー場で行われる。また、この日は駒澤大学の集中応援日です。

■会場へのアクセス
都営地下鉄三田線本蓮沼」駅下車、A-1出口より右へ徒歩8分

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