1年生の活躍光り、上位独占!

[空手道部]平成21年度春季関東学生会定期リーグ戦
春期関東学生地域リーグ戦が5月17日、駒澤大学体育館で行われた。結果は以下の通り。


同期対決を制した石井は団体優勝にも貢献=駒澤大学体育館で(加藤優美撮影)


堂々の準優勝を果たした木原


【1部リーグ団体戦組手(男子)】
優勝  駒大
準優勝 大正大
3位  千葉工大

【1部リーグ団体戦組手(女子)】
優勝  駒大
準優勝 大正大
3位  国士大

☆優秀選手賞☆
佐藤 光介(法2)
小久保 楓(地3)

【男子個人戦組手】
優勝  石井 詳馬(商1)
準優勝 佐藤 裕也(経1)
3位  上田 宰佑(経1)
ベスト8
瀧本 和馬(経1)

【女子個人戦組手】
準優勝 木原 明日香(地1)
ベスト8
三村 桃子(歴1)

 主に1年生が出場した個人戦は、男女ともに決勝に駒大の選手が進出した。女子は、木原が開始早々に上段突きを決め試合を優位に運ぶが、すぐさま相手も上段突きを返し同点にされる。その後均衡した戦いが続くが試合終了目前でまたもや上段突きを決められ、惜しくも準優勝となった。
 男子決勝は石井と佐藤裕の駒大同期対決となった。手の内を知り尽くしているためか、お互い一歩も譲らず攻めぎあう時間帯が続く。開始1分過ぎに石井が上段突きを決め状況を打開すると、立て続けに上段突きを浴びせ、同期対決は石井が勝利し見事優勝を飾った。
 また、団体戦は男女ともに全勝で優勝を飾った。


◆大石武士師範
「(団体戦は)ずっと使いたいと思っていた選手を使ったら当たった。そうやって、普段試合に出ない選手を使って試していかなきゃいけない。1年生、良いでしょ?女子は安心して見ていられた」

◆大石智子コーチ
「(団体戦は)上級生いない中でよく頑張った。優勝は嬉しい。だが、同時に課題のはっきりした試合にもなった。(課題とは)技が弱い。だから何度も転ばされる。あと、(技が)入ってるけどポイント取ってもらえない。下半身の強化が必要。そうすると、目指す組手ができる、という結果がついてくるから繋がっている。(木原は)今日一番良い試合をした。彼女の力(の最大値)はここなんだ、というのがわかった。(24日は)みんな思いっきりやってほしい」

◆石井詳馬
「(今日1日通して)冷静に試合を運べた。だけど途中集中力が欠けるところがあり、なかなか決めきれないとこがあった。(決勝は)同期だったから半端なく意識していたが、勝てて良かった。」

◆佐藤裕也
「アイツ(石井)には負けたくなかった。くやしい。まだまだ自分には至らないところがあるので改善できるように稽古していく。(今日良かったところは)いつも自分は体を浮わついてしまうところがあるが、今日はしっかり抑え中段突きを決められたのでそこが良かった。関東個人の選考会では精一杯やって絶対出たい」

◆木原明日香
「(決勝は)前半は落ち着いて相手の技がよく見えていた。だから先にポイントをとれたが、先制したあと逃げに回ってしまったためにとられてしまった。もっと勝ち気に行くことが課題だと思う。来週は関東個人の選考会があるので、しっかりアピールして出場を目指す」


なお、5月24日に関東学生空手道選手権大会が帝京大学体育館で行われる。

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.