激戦の末、待望の2勝目

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・埼工大戦
春季関東学生リーグ1部・埼工大戦が5月19日(火)、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り。


難敵を破り、後につないだ吉田=代々木第二体育館で(佐藤祐也撮影)


ラストを初勝利で飾った高羽


☆駒大4―2埼工大

●渡井伯和(経3)0―3胡○
○吉田広平(政3)3―2山木●
●秋元勇人(経2)2―3平屋○
○桑原勇希(営4)、秋元組3―1小野、小笠原組●
○桑原勇3―2伴●
○高羽卓哉(営2)3―0小笠原●

トップの渡井はエース・胡を相手に惨敗。しかし2番手の吉田が苦手なカットマン相手に、フルゲームの末勝利。最終ゲームでは6点差を覆す集中力を見せ、流れを引き寄せる。続く秋元は序盤の勢いを保てず、第3ゲームから逆転負けを喫した。ダブルスの桑原勇、秋元組は2強である明大、早大戦以外は全勝と好調。手堅く勝ち星を挙げると、桑原勇は次のシングルスでも勝利。大手のかかった駒大の6番手は高羽。リーグでは未勝利だったが、思い切りの良いプレーで第1ゲームを大量リードで奪うと、チームの応援にも後押しされ見事ストレート勝ち。リーグ戦出場7戦目にして、初勝利を収めた。

また、今日の結果により大正大の最下位・2部自動降格がが確定した。駒大は筑波大、中大、埼工大ともに4~7位を争う。

◆富岡成一監督
「(吉田)広平も秋元もカットマンが苦手だったから、オーダーについては申し訳ない。広平の1勝は、本当に大きかった。(桑原)勇希が5番だから、前半で誰かに勝ってもらわないと、つながらなかった。秋元も負けはしたけど、3―9から7―9まで粘ったのは良かった。(高羽の初勝利について)また一つ、芽が出て良かった」

◆桑原勇希主将
「(5番手のとき)試合であんなにビビったことない。(ダブルスが好調ですが)秋元は勝負所で心強い。明日も勝ちに行く」

◆渡井伯和
「何をすればいいのか分らず、流れを作れないまま次に回してしまって申し訳ない。(明日は)勝ってると受身になってしまうから、気持ちで負けないようにする。こういう状況で、練習の成果が試されると思う。」

◆吉田広平
「カットは苦手。マッチポイントを先に取られたけど、みんなの応援があったから、諦めずにできた。本当に良かった」

◆秋元勇人
「カットは苦しいけど、悩んでも仕方ないから勝つつもりで行った。(逆転されたましたが)慣れられて、決め球をつながれて、自分から崩れてしまった。(ダブルスについて)勇希さんがいるから頼もしい。自分はとにかく、ボールをつないでいる感じ」

◆高羽卓哉
「勇希さんが自分まで回してくれたんで、思い切ってやった。一度セットオールで負けてる相手だったけど、緊張してそうだったから強気で行った」

終戦は5月20日(水)、大正大戦が14:30から代々木第二体育館で行われる。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅下車 徒歩5分

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