苦しみながらも、開幕戦を勝利で飾る!

[ボクシング部]第63回関東大学ボクシング1部リーグ対法大戦
 第63回関東大学ボクシング1部リーグ対法大戦が5月8日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。


苦戦を強いられるが、チームを勝利へ導いた濱崎=後楽園ホールで(田名部泰喜撮影)


連打を浴びせ、ダウンを奪う林田(橋本圭史撮影)


☆駒大5―4法大
【LF】林田太郎(経3)○RSC●生田目暁大
【F】楠 朱貴(歴3)○ポイント●五十嵐航
【B】薦田賢治(法3)●ポイント○丸亀光
【B】飯村一磨(法3)●ポイント○伊藤悠
【L】中村晋也(経4)●ポイント○飯田大幸
【L】小山大貴(仏4)○RSC●中田誠人
【LW】越川孝紀(経2)○RSC●重森厚志
【W】漆原 祥(法1)●RSC○井上岳志
【M】濱崎良太(禅2)○ポイント●高田大将

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略

 ライトフライ級・林田は、左右のパンチを上下に打ち分けペースをつかみ、2Rに右ストレートでダウンを奪う。その後も立て続けに連打を浴びせ、勝利を挙げる。続くフライ級・楠も、終始相手と打ち合い、有効打で勝り、貴重なポイント勝ちを収める。大学デビュー戦となったウェルター級・ルーキー漆原は、相手にペースを握られ、2Rにダウンを喫するなど、シニアの洗礼を浴びた。4勝4敗で迎えた最終ミドル級・濱崎は、お互い決定打を欠き接戦となるが、僅差で勝利。チームはリーグ初戦を辛くも勝利した。

◆平田文博監督
「今日は7―2、悪くても6―3で勝つつもりだったが、試合は番狂わせだった。丸亀を警戒し薦田と飯村を入れ替えたが、逆に減量のせいで力が出なく、体もガチガチで動けなかった。フライとバンタムをつくりきれなかったので、三週間かけ調整し直していこうと思っている。Aクラスを目指して指導していきたい」

◆小山大貴主将
「2Rから、自分のやりたいボクシングが出来た。もうちょっと早く倒したかった。(漆原は)ディフェンス面での甘さが出て、ちょっと押されてしまっていた。もっと経験を積めば結果は出る。(チームは)昨年2位という結果を残したが、今季もチャレンジャーとしてやっていきたい」

◆林田太郎
「(今日のコンディションは)絶好調。サウスポーは苦手で結構びびってた。でも、今日はラクに試合が出来た。サウスポー対策とか、やりたいことがうまく出来てよかった。(ダウンを奪ったのは)右ストレート。次戦の日大戦は、いつも通りに。相手の手の内もわかっている」

◆濱崎良太
「(4対4の場面だったが)それは気にしていなかった。今日は、反省点ばかりの情けない試合だった。でも1番悪かったのは、足が回らなかった事。それに打ち合いも少なかった。先手に回って攻めるようにすることが改善すべきところ。毎年最初の試合は調子が悪い。これから調子を上げて、みんなの期待に応えたい」

◆漆原 祥
「減量がきつかったけど、良い状態だった。(初試合だったが)やっぱり大学生は強い。奥深いとこまで練習してる。もうとにかく(大学生は)パンチが強いから、ガードを徹底してきたけど、本番で出来なかった。(次戦は)とりあえずガード。そこの動きを徹底的に練習したい」


■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

<関東大学ボクシングリーグ日程>
5月29日 対日大 後楽園ホール
6月12日 対東農大 後楽園ホール
6月26日 対日体大 後楽園ホール
7月10日 対拓大 後楽園ホール

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