卒業式特集 〜硬式野球部〜

平成28年駒澤大学卒業式が3月23日と24日に、駒沢キャンパス記念講堂で開かれた。硬式野球部では22名の卒業生にコメントを頂いた。


卒業する硬式野球部4年生(写真は23日)=駒澤大学駒沢キャンパスで(寒川朋子撮影)


卒業する硬式野球部4年生(写真は24日)


高橋亮介(法律学科卒)※就職先は社会人野球のNTT東日本
「(卒業された実感は)式に行ってないのでなんとも言えないが、式にいる皆の様子を見てやっぱり卒業したんだなという感じがあった。4年間って意外と長いようだが、あっという間に終わったという気持ちが大きい。日本一になったり、入替戦で2部というシーズンがあったり、そういう意味で色んなことがあった4年間。大学生活はやっぱり野球を中心にやってきたのでそのイメージが強くて、学校は合間に行って帰ってくるという感じだった。野球から始まって野球で終わる、野球尽くしの4年間だった。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)本気になるというかやるべきことをやらないと自分に返ってくる。東都という厳しい戦いの中で、相手も必死でやってくるので、自分が思っている以上にしっかりしないと、ということを2部に落ちて感じた。野球があって人として成長出来たという感じがあったので、そういうところが一番残っていると感じる。(どんな社会人、野球人になりたいか)駒大のOBとして色んな先輩が活躍されている中で、自分もそのひとりとして恥のないように。また活躍して、ああ頑張っているなと、そういう風に思われる先輩になりたい。そして後輩に目標にされる、ああなりたいと思わせられるようにやっていきたい」

◆福山慎吾(経営学科卒)
「(卒業された実感は)実感は無いが感慨深い。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)今になってみると一番思い出があるのは、入学して最初のとき。(どんな社会人になりたいか)東京と日本の治安を守れるよう(福山は警視庁就職)精一杯頑張って行きたいと思う」

◆青地功樹(国文学科卒)
「(卒業された実感は)無いが、単位を取れて良かった。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)日本一に2年生のときになったことと、入替戦で負けたこと。(どんな社会人になりたいか)ばりばり働いてお金稼いで、家族を楽にさせられるような人間になりたいと思う」

◆塚脇浩(仏教学科卒)
「(卒業された実感は)全然キャンパスに来てなかったから、大学卒業というよりは寮を出る時の方が実感はあった。(駒大野球部の4年間で印象に残っていることは)日本一を経験させてもらったり、入替戦で2部に落ちたりだとか、いろんな経験をさせてもらった4年間だった。その全部が思い出だと思う。(どんな社会人になりたいか)いつまでもキラキラと、目標や夢を語っていられるような人になりたいと思う」

◆伊藤一輝(政治学科卒)※就職先は社会人野球の三菱重工広島
「(卒業された実感は)卒業式なので実感はある。今広島で野球をしているので、次の野球人生に向かって行きたいと思っている。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)最後のリーグ戦。自分らの代の最後のリーグ戦が一番みんな一緒になって戦ったなというのがあった。(どんな社会人、野球人になりたいか)やるからにはプロを目指して2年後、(プロに)行けるように頑張って行きたい」

◆田中和椰(法律学科卒)
「(卒業されて)終わってみれば長かったような短かったような4年間だった。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)上手く自分の思うように行かなかったので、それが一番の思い出。(どんな社会人になりたいか)格好良い大人になりたい」

◆山下康太(政治学科卒)
「(卒業されて)入ったときからは考えられない、信じられないというかほっとした気持ち。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)進級式で下級生から上級生に上がった後の飲み会が今でも忘れられない。印象は強い。(どんな社会人になりたいか)誰からも尊敬され、誰からも「あの人すごいな」と思われるような社会人になれるよう日々努力していけたらなと」

◆篠原仁一朗(商学科卒)※就職先は社会人野球のJR四国
「(卒業された実感は)野球しかやっていなかったので、大学に思い出はなかったなという感じ。でも駒大を卒業したというのは何年間経って実感するのかな。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)自分たちの代になる前に2部に落ちたというのが一番悔しかったので、それが一番印象に残っている。早く後輩たちに1部に上がって欲しい。(どんな社会人、野球人になりたいか)駒大で、野球部で学んだことを誇りに持って、駒大の名に恥じないようプレーや姿で見せて行きたい」

◆近藤皓(経済学科卒)
「(卒業された実感は)あまり無い。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)日本一になったのも思い出だが、最後の自分たちの代で、結果はあまり出なかったが、自分たちが中心となってやってきた1年間、やってきた日々の生活というものが自分の中で一番残っている。(どんな社会人になりたいか)元気良く、野球をやっている時と変わらず一生懸命やる人になりたいと思う」

◆伊藤修太(経済学科卒)
「(卒業されて)あっという間だなという感じ。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)色んな経験をさせてもらって、優勝させてもらったり2部に落ちたりもしたが、全部含めて、同期や先輩、後輩、仲間との思い出が一番多い。(どんな社会人になりたいか)今まで野球しかやってきてなかったので、それを生かしてちゃんと働ける社会人になりたい」

松尾昭典(経営学科卒)※就職先は社会人野球の九州三菱自動車
「(卒業された実感は)社会人野球の寮に入っているので、大学生を卒業した実感はあります。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)普段の寮生活が思い出に残っている。(どんな社会人、野球人になりたいか)駒大の名に恥じないように人としてしっかりと、野球人としてもしっかり結果を残して恩返しをして行きたいと思う」

◆川合祥太朗(法律学科卒)
「(卒業された実感は)無い。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)進級式。進級式の正座が一番印象に残っている。(どんな社会人になりたいか)問題を起こさないように真面目に働きます」

◆高石大全(法律学科卒)
「(卒業された実感は)4年目は学校行って無かったのであんまり無い。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)最後1部に上がれなかったこと。それを忘れたくも無いし、これからの生きる糧として頑張って行きたい。(どんな社会人になりたいか)今まで接してきた指導者や恩師たちのように憧れの存在である大人になりたい」

◆墓越翔太(政治学科卒)
「(卒業されて)もうちょっと学生で遊びたかったなと思う。野球ばっかりだったから特に授業やサークル、ゼミも入っていないので友達もいなくて本当野球部だけが全てだった。(どんな社会人になりたいか)楽しい人生を歩んでいたいなと思う。下から尊敬される、頼りにされる社会人になれれば良いなと思う」

◆森下文煕(仏教学科卒)
「(卒業された実感は)ありますね。野球部に入ってからこういうの(卒業式というもの)を想像してなかった。卒業できるのか、野球部で4年間続けられるのかと思っていたが、卒業できて嬉しい。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)寮生活が一番印象に残っている。汚い寮だったが朝から晩まで野球に熱中していた。僕自身は大学で、神宮でプレーをするという目標が何とか達成出来て感慨深い。そんな思い出がある。(どんな社会人になりたいか)みんなに憧れられるような人になりたい」

◆小茂田隆太朗(経済学科卒)
「(卒業された実感は)まだ無い。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)一番思い出に残っているのは日本一で、2部に落ちたのも思い出に残っている。(どんな社会人になりたいか)野球部で培ったことを生かせるような社会人になりたい」

◆白石紀彦(経済学科卒)
「(卒業されて)あっという間だった。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)多すぎて、全部が思い出という感じ。(どんな社会人になりたいか)礼儀や挨拶が出来、頼られる人間になりたいと思う」

◆長谷川雄飛(法律学科卒)※就職先は社会人野球の新日鐵住金かずさマジック
「(卒業された実感は)あまり無い。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)1年生のときから試合に出させてもらったり、優勝したり入替戦も経験して、良いことも悪いこともいろいろ経験できたが、何より4年間共にした同級生だったり、先輩や後輩を持てたというのが一番の思い出。(どんな社会人、野球人になりたいか)まずは一人の社会人として、自覚と責任がある行動が出来るように。野球人としては、少しでも早く試合に出て、目標があるのでそれに一歩でも近づけるように。(目標とは)まずプロになりたい。それを達成するために1日1日を大事にしたいと思う」

◆鎌田智海(禅学科卒)
「(卒業された実感は)今実感が来た。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)1年生の時の下積み時代!(どんな社会人になりたいか)就職する会社の企業理念が「人の心を、人生を豊かにする」という理念。人としてそういう仕事を出来たら良いなと思っている」

◆水野慎太郎(現代応用経済学科卒)
「(卒業されて)嬉しいの一言。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)2年生の優勝したときが印象に残っている。(どんな社会人になりたいか)今まで野球をやって来たのを生かして、前向きに元気に明るく、目標を持ってやって行きたいと思う」

◆間中優介(現代応用経済学科卒)
「(卒業された実感は)まだそんなに無い。でも卒業式に来るというよりは、野球部に会いに来たという感じ。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)特にこれと決めるのは難しい。普段の寮生活だったり試合だったり、全部良い思い出。(どんな社会人になりたいか)駒大野球部を出た人間として恥ずかしく無いように、精一杯生きていければ良いかなと思う」

◆廣田将明(市場戦略学科卒)
「(卒業された実感は)学生生活はあんまりだったが、濃い4年間だったなというのが実感としてわいてきた。(駒大野球部での4年間で印象に残っていることは)野球部は食堂に固まっていなくてはいけないとか色々あったが、そういう決まりも今となっては良い思い出。(どんな社会人になりたいか)結果と数字にこだわれる社会人になって行きたいと思っている」

*卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。お忙しい中インタビューさせていただき本当にありがとうございました。新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。(2017年3月30日更新)

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